ヴァンサン・プリュニエ ペルナン・ヴェルジュレス ブラン

ペルナン・ヴェルジュレス ブラン

Pernand-Vergelesses Blanc

ヴァンサン・プリュニエは、1762年を始祖とするブルゴーニュの名門プリュニエ一族の5代目にあたる人物です。1988年に独立して自身のドメーヌを設立し、現在はサン・トーバンやピュリニー・モンラッシェなどに合計17ヘクタールの畑を所有しています。その品質の高さと良心的な価格設定から、フランスのワイン専門誌でも高く評価される実力者です。ペルナン・ヴェルジュレス ブランは、特級畑コルトン・シャルルマーニュを擁するコート・ド・ボーヌ北部の村で造られる白ワインです。このワインの個性は、オーナーであるヴァンサン氏の哲学に強く根差しています。彼はミネラル感を最も重要な要素と考え、畑を丁寧に耕すことで土中のミネラルを最大限ブドウに吸収させることに注力しています。その後の醸造においては、収穫したブドウのポテンシャルを損なわないよう「できるだけいじらない」ことを信条としており、畑で得たピュアな個性をそのままワインに表現します。輝きのあるイエローゴールドの色合いで、桃やリンゴ、柑橘類といった果実の華やかなブーケに、ブリオッシュやバター、バニラの芳醇なアロマが溶け込みます。味わいはリッチなミディアムボディで、凝縮した果実味に砕いたナッツや燻製香、チョーキーなミネラル感が調和し、複雑で美しいバランスを生み出しています。

7,656  円~

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アロマチャート

アロマの詳細

柑橘系果実

柑橘系果実

1 グレープフルーツの皮
1 レモン
ミネラル

ミネラル

1 砕いた石
蜜

1 蜂蜜
スパイス

スパイス

1 バニラ

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 ヘーゼルナッツ
1 レモン
1 濡れた石

ユーザーコメント

まだまだ若く、豊富なミネラルと酸が特徴なので、しっかりと熟成させたい一本。レモンをかじったような強烈な酸味が印象的で、果実味と樽由来の甘味もあってバランスは保てているが、どうしても早すぎた感は否めない。香りは、レモンやグレープフルーツピールのフレッシュな柑橘系果実香を主体に、張り詰めたミネラル、蜂蜜やわずかにバニラの甘い香りも感じられる。口に含むと、アタックから終始強い酸味が特徴的で、まさにレモンをかじったような味わい。中盤からは樽由来のバニラに似たまろやかな甘味が感じられるようになり、余韻にかけては生のヘーゼルナッツのナッティさもまろやかさを感じさせ、酸味一辺倒な印象ではない。余韻は他にもレモンや石を溶かしたようなしっかりとしたミネラルの風味もあり、長く残る。これだけ酸味があれば、長期熟成も見込め、村名の18年ヴィンテージではかなりポテンシャルの高いワインだと感じる。

¥.$.

ヴィンテージ:2018年
評価日:2025年07月01日

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