
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
Brunello di Montalcino
テヌータ・ポッジョ・イル・カステッラーレは、その名の由来である「丘の上の城跡」が示すように、エトルリア時代から続く歴史を持つモンタルチーノの地に位置するワイナリーです。9ヘクタールの畑は石が多く南向きの斜面にあり、標高が高いことから昼夜の寒暖差が大きく、強い風がブドウを冷やすという特徴があります。ブドウ栽培には馬糞などの肥料を使用しています。同ワイナリーのブルネッロ・ディ・モンタルチーノDOCGは、サンジョヴェーゼ・グロッソ100%で造られる、力強さと濃厚さを備えたワインです。海抜200〜450mの畑でコルドン仕立てで栽培されたブドウは、完熟後に手摘みで収穫されます。収穫量は1ヘクタールあたり45ヘクトリットルに制限されています。醸造においては、26度に温度管理しながら10〜12日間発酵を行い、マロラクティック発酵はステンレスタンクで行います。その後、2,500リットルのスラヴォニア産オーク樽で30ヶ月、225リットルのフランス産オーク樽で20ヶ月熟成させ、さらに瓶内熟成を4ヶ月経てリリースされます。熟成を経て、ルビーレッドからガーネット色へと変化する外観を持ち、年月を経た木の力強い香りと熟したプラムの味わいが特徴です。ワインはしっかりとした骨格の中に、潅木、ミント、鉄、チェリー、ラズベリーなどの複雑なアロマとフレーバーが感じられます。深い味わいと土地の個性を反映した長い余韻には、スパイスや森の下草の香りが広がります。飲み頃は4年後から20年後までと、長期熟成にも適しています。
5,280 円~
タイプ
品種
サンジョベーゼ:100%
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