ファットリア・ラ・レッチャイア ミレニウム

ミレニウム

Millennium

ラ・レッチャイアは1983年にマウロ・パチーニによって設立されたワイナリーで、「お値打ちな極上ワイン」を目指しています。本拠地は東向きの南斜面にあり、ビオンディ・サンティの畑と同じ並びで、優れたテロワールが特徴です。ワイン造りでは、サンジョヴェーゼの個性を最大限に引き出すため、ステンレスタンクで発酵し、スラヴォニアン・オークの大樽で長期熟成を行います。特筆すべきは、「ミレニウム」と呼ばれる特別なキュヴェで、最優良年に樽ごと取り置かれ、自家消費用に作られます。このワインはD.O.C.G.ブルネッロの基準にも適合し、南東地区の優れた畑のサンジョヴェーゼから造られますが、自家消費用のためDOCG申請はせず、IGTとなっています。スラヴォニアオークの大樽最低36ヶ月熟成、瓶内熟成最低4ヶ月。収穫後4年以上経ってからリリースされます。長期間の熟成により、チェリーリキュールや紅茶、カカオの香りが漂い、熟した果実味と軽快な酸、しっかりしたタンニンが調和しています。

3,993  円~

タイプ

品種

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アロマチャート

アロマの詳細

黒系果実

黒系果実

1 ボイセンベリー
花

1 スミレ
フレッシュハーブ

フレッシュハーブ

1 ローズマリー
ドライハーブ等

ドライハーブ等

1 タバコの葉
焦げ臭

焦げ臭

1 焦げ
薬品・化学物質

薬品・化学物質

1 接着剤

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 タバコ

ユーザーコメント

自家消費用で、中身は実質ブルネッロ・ディ・モンタルチーノとのこと。フドウのポテンシャルを感じさせてくれるものの、樽がキツイというか、トーストが強過ぎて、オークの風味を通り越して焦げそのものの風味が終始感じられてしまうのがもったいない。2日目は落ち着いて感じられた。香りは、スミレの蜜を感じるような華やかさが印象的で、ボイセンベリー、ローズマリー、接着剤、タバコの葉など、個性もあって程よく複雑味もあるが、焦げ臭がやや気に掛かる。口に含むと、アタックは伸びのある充実した果実味が心地良いが、やはり中盤からは焦げ感が強まり、せっかくのブドウのポテンシャルを損ねてしまう。余韻は焦げ感は少し落ち着き、タバコのスモーキーさが長く残る。ブドウのポテンシャル自体は金額以上のものに感じられるので、自家消費用ではないスタンダードなブルネッロのほうを試してみたい。

¥.$.

ヴィンテージ:2016年
評価日:2024年03月17日

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