シャルル・オードワン マルサネ レ・ロンジュロワ

マルサネ レ・ロンジュロワ

Marsannay Les Longeroies

シャルル・オードワンは、ブルゴーニュ地方マルサネ村を拠点とするワイナリーです。1972年に自家元詰めを開始し、現在は15ヘクタールの畑を所有しています。その大部分はマルサネ村にあり、将来的に1級昇格が期待されるクロ・デュ・ロワやロンジュロワなど、数々の銘醸畑を手がけています。2000年からは5代目当主シリル・オードワン氏が参画し、品質は飛躍的に向上しました。2021年にはオーガニック認証を取得するなど、環境にも配慮したワイン造りを実践しています。シャルル・オードワンのワインは、ピュアな果実味としっかりとしたストラクチャーが特徴です。赤ワインは全房発酵を取り入れ、ピジャージュよりもルモンタージュを主体とすることで、穏やかな抽出を心がけています。中でもマルサネ レ・ロンジュロワは、隣村のジュヴレ・シャンベルタンの1級クラスと評されるほどの高い品質を誇ります。複雑味のある味わいとピュアな果実味、そしてうまみのある酸が調和した、エレガントなワインです。

9,980  円~

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アロマチャート

アロマの詳細

柑橘系果実

柑橘系果実

1 オレンジの皮
赤系果実

赤系果実

1 ラズベリー
フレッシュハーブ

フレッシュハーブ

1 タイム
ドライハーブ等

ドライハーブ等

1 紅茶
スパイス

スパイス

1 白コショウ

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 石灰

ユーザーコメント

非常にエレガントなマルサネ。15年にしては若干果実感が薄い気もするが、狙って作っているのではないかと思えるほどバランスが良く、美しいアロマが魅力的。ただ、果実味が中庸な分、酸味が際立ちやすいので、酸味が苦手な身には高評価は付けづらい。香りは、ラズベリー、オレンジの皮、白胡椒、タイム、紅茶など、どの要素も均質なバランスで複雑味があり、いつまでも嗅いでいたいような心地よいアロマ。赤系果実の香りもするにはするが、ここまで他の要素と同程度に抑えられているのも珍しく、果実香を感じとるのが一番大変に思えた。口に含むと、シャープな酸味を感じるアタックで、果実味や甘味は控えめなミディアムライトなボディ。タンニンは、ピノにしては若干感じられるが、気にならない程度。余韻は、ほのかだが石灰のまろやかなミネラル感が長く続き、最初から最後までエレガントな印象でまとめられている。今でも素晴らしいアロマで、長期熟成にはエレガントすぎてスカスカになりそうな気配があり、早めに飲んでしまって良いと思う。

¥.$.

ヴィンテージ:2015年
評価日:2021年09月30日

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