
コルナス・コトー
Cornas Coteaux
タルデュー・ローランは、ローヌ地方においてトップレベルのワインを生み出すネゴシアンです。オーナーのミッシェル・タルデュー氏は、ワイン愛好家として深い造詣を持ち、ブルゴーニュのドミニク・ローラン氏とのパートナーシップにより設立されました。彼らは、厳選した栽培家から最高のブドウ、特に古木のブドウのみを購入し、醸造はあくまでも「育成」という哲学のもと、過度な介入を極力控えています。ワインは、アリエ産オークの新樽で2年間熟成されます。タルデュー氏は、樽の選定にもこだわり、焼き加減を極力抑えることで、ワイン本来の風味を大切にしています。また、澱引きは瓶詰め前を含めわずか2回のみ。最初の澱引きでは、ポンプを使わず重力を利用して澱を一度分離した後、再び樽に戻すという、ワインへのストレスを最小限に抑える独自の工程を採用しています。瓶詰めも、濾過や清澄を行わず、樽から直接ボトリングを行うなど、徹底したこだわりが貫かれています。「コルナス・コトー」は、樹齢100年のシラーを含む古木から造られる、力強く濃厚なワインです。厳しい日差しを浴びる急斜面の畑「コトー」で育まれたブドウは、凝縮した果実味と、黒系果実やスパイス、スモーキーなニュアンスを感じさせます。長期熟成にも耐えうるポテンシャルを秘めた、タルデュー・ローランの哲学が詰まった1本です。
19,800 円~
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シラー:100%
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