テール・ド・ブシェール
Terre de Bussière
ドメーヌ・ド・ラ・ジャナスは、コート・デュ・ローヌ地方南部、シャトーヌフ・デュ・パプの優良生産者です。1973年、代々ブドウ農家であったエメ・サボン氏が元詰めを始め設立しました。現在は、ブドウ栽培と醸造学の学士を持つ息子のクリストフ氏とその妹イザベル氏が運営しています。当初15haだった畑は、今では90haまで拡大し、粘土質砂や丸く削られた礫石、赤土など、様々な土壌からなる60以上の区画を所有・運営しています。ドメーヌ・ド・ラ・ジャナスの「テール・ド・ブシェール」は、メルロを主体にシラー、カベルネ・ソーヴィニヨン、グルナッシュをブレンドしたIGPプランシポテ・ドランジェのワインです。ブシエールと呼ばれる地域は、本拠地であるクルテゾンのコミューンに位置し、ウヴェズ川の端にある砂利質の沖積土壌が広がっています。ブドウは農薬や殺虫剤、化学肥料を使わずに栽培され、土壌の通気性と柔軟性を保つため、除草剤も使用していません。収穫されたブドウは全て二度選果され、90％除梗後、12～15日間のマセラシオンを行います。メルロは1/3新樽のオーク樽で、その他の品種はコンクリートタンクで12ヶ月間熟成されます。力強く濃密でありながら、伸びやかで広がりのある味わいが特徴です。熟したカシスやプラム、カカオなどのアロマを感じられ、ボルドーワインを思わせるしっかりとした構成のワインとなっています。
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