07年はもうピークアウトしていたが、10年は今がピーク。香りは、鼈甲飴のような砂糖を焦がしたような、とはいえカラメルほど重々しくないニュアンスが特徴的。リンゴや白桃の香りには、まだフレッシュさすら感じられる。また、白胡椒や砕いた石のピンと張り詰めたミネラルのニュアンスも感じられる。味わいは、中庸な果実味と酸味、ほのかな甘味のバランスが良いミディアム。余韻はミネラルとともに、香りよりも少し重くカラメルのニュアンスが出て長めに続く。

ボーヌ プルミエ・クリュ レ・ゼグロ ブラン
Beaune 1er Cru Les Aigrots Blanc
ミシェル・ラファルジュは、19世紀初頭から続くブルゴーニュのヴォルネイを拠点とする家族経営のドメーヌです。1934年からいち早く元詰めを開始し、ブルゴーニュにおける先駆的なドメーヌとして知られています。1997年からはビオディナミ農法を実践し、テロワールを尊重したワイン造りを行っています。ドメーヌのフラッグシップはヴォルネイの1級畑クロ・デ・シェーヌですが、そのクロ・デ・シェーヌに隣接するボーヌの1級畑レ・ゼグロから生まれる白ワインも高い評価を得ています。レ・ゼグロは日当たりの良い東向きの斜面に位置し、水はけの良い石灰質土壌が特徴です。そのため、凝縮感のある果実味とピュアな酸味、ミネラル感が三位一体となった優れたバランスを持つワインが生まれます。
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品種
シャルドネ:100%
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アロマチャート
アロマの詳細

寒冷地の果実

温暖地の果実

ミネラル

蜜

焦げ臭

スパイス

酒類
味わい
ボディ
果実味
甘味
酸味
渋味
余韻の
長さ
余韻のテイスト
ユーザーコメント

¥.$.
ヴィンテージ:2010年
評価日:2021年03月19日
ピークは過ぎて過熟気味。シェリーのようなアロマになっている。だが、味わいはまだ果実味を残していて、香りほどは終わっていない。香りは、シェリー他、熟しきって腐りかけたリンゴ、蜂蜜、シナモン。味わいは、やはりリンゴの絞りカスのようなスカスカした酸味が少し立ってきているが、果実味もまだ強めでなんとかバランスを保っている。若干タンニンのような渋味も。余韻は蜂蜜のニュアンスだが、硬度の高いミネラルの主張も激しく、ほんのり甘い程度で程よい。嫌いではないが、できればもっと早いタイミングで飲みたい。

¥.$.
ヴィンテージ:2007年
評価日:2021年03月08日
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