アルベール・グリヴォ ブルゴーニュ ブラン クロ・デュ・ミュルジュ

ブルゴーニュ ブラン クロ・デュ・ミュルジュ

Bourgogne Blanc Clos du Murger

アルベール・グリヴォはムルソー村のドメーヌで、ムルソーでも最上の畑と称されるペリエールにモノポール区画クロ・デュ・ペリエールを所有するドメーヌです。クロ・デュ・ミュルジュはドメーヌの目の前に広がる2.5haの畑で、1.5haは村名ムルソー、1haは若樹のためA.C.ブルゴーニュとなっており、このワインはその若樹のブドウが使用されているため、ブルゴーニュ・ブランとなっていますが、本来であれば村名ムルソーとなってもおかしくないワインです。果実味とミネラルが豊富で、余韻の長さもブルゴーニュ・ブランとしては驚異的。知らずに飲めばムルソーと区別するのが難しいワインです。

7,890  円~

タイプ

品種

あなたの評価

テイスティングノート

11件の評価を集計

アロマチャート

アロマの詳細

柑橘系果実

柑橘系果実

4 グレープフルーツ
3 レモン
2 マンダリンオレンジ
1 オレンジの皮
1 ブラッドオレンジ
1 ライム
1 グレープフルーツの皮
1 オレンジ
寒冷地の果実

寒冷地の果実

1 リンゴの皮
1 リンゴ
1 カリン
1 洋梨
温暖地の果実

温暖地の果実

3 白桃
1 メロン
1 ビワ
1 桃の種
1 アプリコット
トロピカルフルーツ

トロピカルフルーツ

3 パイナップル
花

5 アカシア
2 スイカズラ
2 セイヨウサンザシ
1 ジャスミン
1 菩提樹
1 ヴァーベナ
1 リンゴの花
1 オレンジの花
ドライハーブ等

ドライハーブ等

1 麦わら
ミネラル

ミネラル

7 砕いた石
2 石灰
1 岩塩
蜜

1 リンゴの蜜
1 アカシアの蜂蜜
ナッツ

ナッツ

4 ヘーゼルナッツ
1 ローストアーモンド
焦げ臭

焦げ臭

1 塩キャラメル
1 キャラメル
スパイス

スパイス

3 白コショウ
2 バニラ
1 ジンジャー

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

5 カラメル
4 石灰
3 ヘーゼルナッツ
2 カスタードクリーム
2 チョーク
1 レモン
1 火打ち石
1 キャラメル
1 アカシアの蜂蜜
1 濡れた石
1 アカシア
1 オレンジの皮
1 ジャスミン

ユーザーコメント

酸味は尖ってはおらず、若くとも棘々しさはないが、さすがに若すぎてコクは無く、ちょっともったいなく感じる。香りや余韻もこれまでは感じなかったバニラ香がわずかにあり、やはりもう少し落ち着いてから開けたいワイン。香りは、マンダリンオレンジの花から果皮まで存分に感じられ、わずかにヘーゼルナッツやバニラの樽香、そしてジャスミンやアカシアなど、もう少しで蜂蜜に変わりそうな蜜感のある花の香りも特徴的。口に含むと、アタックから石を溶かしたようなとろみのあるミネラルを感じるボディで、粘性に乗って樽由来の甘味が広がる。果実味は中庸で酸味はやや強く、少しコクが欲しいところ。余韻は複雑で、チョークやオレンジの皮、アカシア、ジャスミンなど、香り同様に花を強く感じさせる。

¥.$.

ヴィンテージ:2020年
評価日:2024年12月12日

18年ヴィンテージも素晴らしい出来で、初日こそ樽香の荒々しさが感じられたが、二日目には落ち着き、酸味も穏やかで、抜栓から少し時間を置けば十分に飲み頃といえる。香りは、初日はトップノートにヘーゼルナッツや麦わらのカラっとした香ばしさと白胡椒のスパイシーさが強かったが、二日目は香ばしさとスパイシーさは落ち着き、代わりにアカシアの蜂蜜のようなマイルドな蜜感が出てくる。他にもマンダリンオレンジやグレープフルーツのそこまで酸味の強く感じない柑橘香と張りのあるミネラル香もしっかりと感じられる。口に含むと、アタックは粘性と硬質なミネラルで厚みのあるボディが印象的で、一拍置いてほのかな甘味を伴う果実味が盛り上がってくる。中盤からは甘いミネラルの主張が強まり心地良いが、その印象が強すぎるせいか、余韻はやや尻すぼみ感がある。とはいえ、余韻も複雑味があり、アカシアの蜂蜜、ヘーゼルナッツ、そしてミネラルとバランス良く、心地良い余韻。

¥.$.

ヴィンテージ:2018年
評価日:2023年06月26日

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