トップノートはバニラや石灰のニュアンスがミルクのよう。その後は、ユーカリのような青々しい植物質な酸味が香りや味わいに色濃く出ていて、カシスやブルーベリーなどの果実感もあるが負けている。石灰質なミネラルは豊富で、終盤はミネラル感へと変わっていくが、最終的にはメンソールのような少しスースーする余韻になる。タンニンは強固で荒々しく、余韻が引けて数分経っても舌に感覚が残る。二日目は、青い香りは健在だが、開いて果実感が強まりバランスが取れてきた。若いヴィンテージなので少し置いたほうが絶対良い。

グラン・レゼルヴァ
Gran Reserva
バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドは、ボルドーワインの最高峰シャトー・ムートン・ロスチャイルドを所有する世界有数のワインメーカーです。1997年からチリのテロワールに可能性を見出し、バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド・マイポ・チリを設立しました。社長のエマニュエル・リフォー氏は、ボルドーでワイン醸造学などを学び、かつてはバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドで醸造家を務めた経歴を持ちます。エスクード・ロホは、そんな彼らのフラッグシップワインと位置付けられています。ボルドースタイルで造られ、オーク樽の風味と熟成感が感じられる仕上がりです。熟したチェリーやブラックベリーなどの果実香に、クレーム・ド・カシスやタバコのニュアンス。しっかりとした骨格と完熟したタンニン、クロスグリやブラックチェリーの風味が調和した、バランスの取れた味わいです。
2,453 円~
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ヴィンテージ:2018年
評価日:2020年10月04日