アルフォンス・メロ エドモン

エドモン

Edmond

アルフォンス・メロは、フランスのロワール・サンセール地区で19代にわたりワイン造りを行う名門ワイナリーです。1513年には既にブドウ栽培とワイン造りに携わっていたことが地元の文献に記録されており、1698年にはルイ14世から「ワイン・コンセイエ(ブドウ栽培・ワイン醸造アドバイザー)」に任命されたという歴史を持ちます。サンセール・ブラン エドモンは、アルフォンス・メロの中でもプレステージ的な存在と位置付けられています。使用されるブドウの樹齢は40年から87年と非常に長く、これがワインの味わいの凝縮度を高めています。畑は、ムシエール地区の中の南斜面に位置し、「サン・ドルシャー・マール」と呼ばれる炭酸カルシウムが豊富な土壌です。サンセールでは通常65hl/haまで収穫が可能ですが、アルフォンス・メロでは20hl/haにまで収量を制限し、植樹率は1haあたり8000~12,000本、多い区画では20,000本まで密植しています。また、1999年からはビオディナミ農法を導入し、化学肥料は一切使用せず、銅と硫黄のみで対応しています。醸造においては、600Lのトノーと2000Lの卵型木樽を併用し、10~14ヶ月間澱と共に熟成させます。新樽の使用比率は60%で、小さめの樽を使用することで、味わいに深みと個性を与えています。

8,980  円~

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アロマチャート

アロマの詳細

加工・ドライフルーツ

加工・ドライフルーツ

1 リンゴのグラニテ
ドライハーブ等

ドライハーブ等

1 紅茶
蜜

1 蜜蝋

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 リンゴの木
1 紅茶
1 蜂蜜

ユーザーコメント

しっかりと熟成したサンセール。ヴィエイユ・ヴィーニュの表記は無いが、最低でも樹齢40年以上の古樹から造られ、新樽比率も高めに設定され、非常に凝縮感が強い造りになっている。ソーヴィニヨン・ブランだが、ローヌの熟成白を彷彿とさせる濃厚さがある。香りは、リンゴのグラニテのようなリンゴの風味豊かなスイーツを思わせる香りで、蜜蝋や紅茶のニュアンスも感じられる。口に含むと、アタックからしっかりとした熟成由来の甘味が感じられ、果実味や酸味よりも圧倒的に甘味のほうが印象的。といっても甘すぎはせず、中盤からは酸味もついてきてバランスも良く、上品な甘さで心地良い。終盤にかけては紅茶や木のような渋味も少し出てきて、蜂蜜の風味とともに複雑な余韻が楽しめる。全体を通して上品なスイーツ感が強いワインで、デザート感覚でも楽しめる。

¥.$.

ヴィンテージ:2012年
評価日:2025年03月08日

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