キャンティ
Chianti
イタリア・トスカーナ州キャンティ・クラシコ地区の中心地、ガイオーレ・イン・キャンティに位置するバローネ・リカーゾリは、ブローリオ城を拠点に1000年もの歴史を誇む名門ワイナリーです。現オーナーの祖先は「鉄の男爵」と呼ばれ、イタリア共和国の首相も務めたベッティーノ・リカーゾリ氏。彼は「キャンティの父」とも呼ばれ、現在のキャンティワインの基礎を築き上げました。長い歴史を持つバローネ・リカーゾリですが、一時期は海外資本による経営で低迷期を迎えていました。しかし、1993年にフランチェスコ・リカーゾリ男爵が経営権を取り戻し改革を断行。その結果、品質は飛躍的に向上し、2002年にはイタリアの権威あるワイン評価誌「ガンベロ・ロッソ」で「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」に輝き、見事復活を遂げました。「バローネ・リカーゾリ キャンティ」は、そんな名門が手掛けるコストパフォーマンスに優れたキャンティです。サンジョヴェーゼを主体のブレンドで、ステンレスタンクで熟成。鮮やかなルビーレッド色を帯び、スミレや赤い果実のエレガントな香りに、なめらかでバランスの取れた味わいが特徴です。時が経つにつれて、そのバランスはさらに際立ち、リカーゾリのワイン造りの哲学を気軽に楽しめる一本となっています。
1,540 円~
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