ザ・ドライ・ダムリースリング

The Dry Dam Riesling

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ダーレンベルグは、1912年にジョゼフ・オズボーンが南オーストラリア州マクラーレン・ヴェイルに畑を購入したことから始まりました。息子のフランクが畑を拡大し、1928年に醸造所を完成させ、ヨーロッパへの輸出を開始しました。その後、フランシス（ダリー）、チェスターと4世代に渡りオズボーン家が経営を引き継ぎ、現在に至ります。2009年には、オーストラリアワインの知名度向上に貢献したワイナリーとして「ファースト・ファミリーズ・ワイン」に認定されています。マクラーレン・ヴェイルは、アデレード・ヒルズ、セリックス・ヒル山脈、セント・ヴィンセント湾に囲まれた多様な地形と土壌を持つ地域です。降雨量は少なく、バロッサ・ヴァレーよりも気温が低いながらも、セント・ヴィンセント湾からの涼風が吹き抜けるという特徴があります。ダーレンベルグは、この地域の特性を熟知し、品種ごとに最適な場所にブドウを植えています。ザ・ドライ・ダムリースリングは、近隣に作られたものの、水が溜まらなかったダムにちなんで名付けられました。ヴィンテージによっては「ダムドライ（＝凄くドライ）」とも呼ばれます。このワインのブドウは、丁寧に選果された後、小ロットごとに優しく破砕、冷却され、バスケット・プレスで圧搾されます。ダーレンベルグは、バスケット・プレスを用いることで、ブドウ本来のフレッシュなアロマと柔らかな質感を引き出すことができると考えています。発酵は低温でゆっくりと進められ、高いミネラル感のある酸と残糖のバランスを取るため、完全に辛口になる前に止められます。輝くような明るいライトグリーンの色調で、ライム、レモンの皮、エルダーフラワーティーの繊細な香りが広がります。味わいは、残糖と生き生きとした酸のバランスが良く、シャーベットのような質感とともに、カフィアライム、グラニースミスアップル、グリーンパイナップルの風味が感じられます。爽やかでクリスプな後味で、今飲むのに最適なワインです。

2,063 円~

生産者

ダーレンベルグ

d'Arenberg

生産地