
レ・フルシュ
Les Fourches
カゼ・ティボーは、2018年にファーストヴィンテージをリリースしたシャンパーニュのレコルタン・マニピュランです。現当主ファビアンの祖父が1953年に創業し、父はネゴシアンにブドウを販売していましたが、ファビアンは祖父の醸造への情熱を受け継ぎ、自らシャンパーニュ造りを始めました。彼は「土壌への敬意、ワインへの情熱によってこの土地の個性を表現する」という哲学を持ち、畑の土壌改良に3年を費やすなど、自然への敬意を強く持っています。カゼ・ティボーのレ・フルシュは、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ右岸、ヴァンディエール村の南向きの単一区画「レ・フルシュ」に由来するブラン・ド・ブランです。表土の薄いチョーク質土壌で育つ樹齢50年以上のシャルドネ100%を使用し、年間生産量は約1,000本という希少なシャンパーニュです。ブドウはオーガニック栽培で丁寧に育てられ、収穫されたブドウはプレス後、自然酵母のみでオーク樽にてアルコール発酵とマロラクティック発酵を行います。ファビアンは、オーク樽熟成によって果実味、酸、樽香の調和が生まれると考えており、114L、228L、350Lの3種類のサイズのオーク樽を使い分け、それぞれの区画のテロワールを表現することに尽力しています。瓶内二次発酵後、54ヶ月の熟成を経てリリースされます。ドサージュは1.5g/Lと非常に少なく、辛口に仕上げられています。白い花や柑橘類、アーモンドの香り、リッチな果実味と力強いアタック、繊細な果実味を穏やかな酸が包み込み、塩味を帯びたミネラルの長い余韻が特徴です。
10,978 円~
タイプ
品種
シャルドネ:100%
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