まだ若めなヴィンテージだが、ほんの僅かながら熟成感があり、青い刺々しさがなくて飲み頃を迎えつつあると言ってよい。クオリティは申し分なく、さすがはハイコスパワインの代名詞的存在のモン・ペラといったところ。香りは、レモンとパイナップル、オレンジの少し熟したニュアンスの果実香と、白や黄色い花々や蓮華の花の蜜など、フラワリーな香りがしっかりとあり、わずかに石灰のニュアンスもある。口に含むと、少しとろみのある口当たりで、中庸な果実味としっかりとした酸味、蜜っぽいほのかな甘味のバランスが良い。また若干ピール感のある渋味も感じられる。余韻にはバニラの風味がマイルドだが長く感じられ、飲みごたえも十分にあるボルドーブランに仕上がっている。
シャトー・モン・ペラ ブラン
Château Mont-Pérat Blanc
「シャトー・モン・ペラ ブラン」は、ボルドーで250年以上の歴史を持つデスパーニュ家が誇るボルドー・ブランです。シャトー・モン・ペラと言えば、日本では漫画で紹介されて人気となった赤ワインが有名ですが、デスパーニュ家にとっての理想の赤ワインはジロラットなのに対し、白ワインの理想形はこの「シャトー・モン・ペラ ブラン」なのです。世界で唯一窒素を用いた圧搾機を使用し、ピュアな状態で最高のアロマを引き出しています。 醗酵にはステンレスとオーク樽を併用し、熟成はオーク樽にて10ヶ月行い、爽やかさとボリューム感のバランスが優れたボルドー・ブランを創り出しています。醸造に近代技術を投入する一方で、ブドウ栽培は伝統的な手法を採用し、畑には下草を植え、摘房、葉の除去作業。 収獲は不活性ガスを避ける為、夜間に作業を実施。まさに伝統と革新の融合によるボルドー・ブランの理想形です。
1,128 円~
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アロマチャート
アロマの詳細
柑橘系果実
寒冷地の果実
温暖地の果実
トロピカルフルーツ
花
フレッシュハーブ
発酵・乳製品
ミネラル
蜜
ナッツ
焦げ臭
スパイス
味わい
ボディ
ライト
フル
果実味
弱い
強い
甘味
ドライ
甘い
酸味
弱い
強い
渋味
弱い
強い
余韻の
長さ
短い
長い
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ユーザーコメント
¥.$.
ヴィンテージ：2016年
評価日：2022年07月30日
