前日に飲んだ別ドメーヌの同ヴィンテージと比較すると、こちらのほうが骨格のある作りで、ピノにしてはタンニンもしっかり。力強さや複雑味も程々にあり、もう少し熟成させてからのほうが楽しめるタイプ。香りは、トップノートはラズベリーの果実香が鮮やかだが、タイムのようなフレッシュハーブの香りが最も強く感じられる。他にもスイカやアカシアなど瑞々しい香りやナツメグのスパイシーさ、そして接着剤のニュアンスもわずかに感じられる。口に含むと、強めの果実味と酸味があり、中盤からはタンニンの存在感も感じられ、ミディアムボディの骨格のある味わい。荒々しくはないが、タンニンはやや気になり、飲み頃とは言い難い。余韻にはチョークのニュアンスがある。

サントネイ プルミエ・クリュ レ・グラヴィエール
Santenay 1er Cru Les Gravières
ブリュノ・コランは、コート・ド・ボーヌ南部に8haの畑を所有するドメーヌです。2003年に父ミシェル・コランから独立したブリュノは、シャサーニュ・モンラッシェを中心に、ピュリニー・モンラッシェやサントーバン、サンネイなどにも畑を所有しています。サントネイ プルミエ・クリュ レ・グラヴィエールは、その名の通り砂利の多い土壌が特徴の、サントネイで最も有名な1級畑の一つです。ドクター・ラヴァルの格付けでは「別格」とされています。ブリュノ・コランでは、この畑で平均樹齢45年のピノ・ノワールをリュット・レゾネで栽培しています。ワインは、手摘みで収穫されたブドウを100%除梗し、12〜15日間のキュヴェゾンを経て、12ヶ月の樽熟成と6ヶ月のステンレスタンク熟成を行います。果実味を重視したスタイルで、若いうちから楽しむことができます。
7,777 円~
生産地
タイプ
品種
ピノ・ノワール:100%
あなたの評価
テイスティングノート
1件の評価を集計
アロマチャート
アロマの詳細

赤系果実

花

フレッシュハーブ

スパイス

薬品・化学物質
味わい
ボディ
果実味
甘味
酸味
渋味
余韻の
長さ
余韻のテイスト
ユーザーコメント

¥.$.
ヴィンテージ:2013年
評価日:2022年01月27日