レシュノーは初めて飲んだが、今まで飲んだバーガンディで一番甘いと感じる。ブラインドでニューワールドのワインだと言われても納得してしまいそう。香りは、抜栓直後からヘーゼルナッツの香ばしいノートが漂い、オレンジやパイナップルの少しトロピカルなニュアンスの果実香、スイカズラ、そして砕いた石のようなピンと張り詰めたミネラルを感じる。口に含むと、A.O.C.ブルゴーニュとは思えないほど、強烈な果実味があり、アタックから一拍置いて甘味がジワーッと広がり、酸味よりも甘味が先に意識させられるほど。余韻もミネラルとシロップ漬けしたパイナップルのような甘い風味が長く残り、より一層甘さを印象付ける終わり方をする。

ブルゴーニュ シャルドネ
Bourgogne Chardonnay
レシュノーは、1986年にフィリップ氏とヴァンサン氏のレシュノー兄弟によって設立された、フランス・ブルゴーニュ地方のドメーヌです。ニュイ・サン・ジョルジュを拠点とし、マルサネからジュヴレ・シャンベルタン、モレ・サン・ドニ、ショレイ・レ・ボーヌなど、コート・ド・ニュイの様々な村に約10haの畑を所有しています。レシュノーは、ブドウの品質を重視し、1980年代末からドメーヌ元詰めを開始。1990年代後半からはビオロジック農法を採用し、一部の畑ではビオディナミを取り入れるなど、環境に配慮したワイン造りを行っています。彼らのワインは、凝縮感があり、リッチな果実味と丸みのあるタンニンが特徴です。特に、新樽率の高い樽熟成によって生まれる、力強く濃厚な味わいが魅力です。その品質の高さは、ロバート・パーカー氏から最高評価の5つ星を獲得していることからも明らかです。「ブルゴーニュ シャルドネ」は、樹齢55年と80年の古樹のシャルドネを使用し、ビオロジック農法で栽培されたブドウから造られます。並みのACブルゴーニュとは一線を画す、凝縮感と複雑味を備えた、ワンランク上の味わいが楽しめます。
4,180 円~
生産地
タイプ
品種
シャルドネ:100%
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アロマの詳細

柑橘系果実

トロピカルフルーツ

花

ミネラル

ナッツ
味わい
ボディ
果実味
甘味
酸味
渋味
余韻の
長さ
余韻のテイスト
ユーザーコメント

¥.$.
ヴィンテージ:2017年
評価日:2021年09月06日