
ムルソー プルミエ・クリュ グット・ドール
Meursault 1er Cru Gouttes d'Or
フランソワ・ミクルスキは、ムルソー村に本拠地を置くドメーヌです。当主フランソワ・ミクルスキ氏は、ポーランド人の父とムルソー出身の母の間にディジョンで生まれました。当初はラグビー選手を目指していましたが、ボーヌの醸造学校で学び、カリフォルニアのカレラや叔父であるピエール・ボワイヨの下で研鑽を積みました。1991年にボワイヨ氏の引退に伴い畑を引き継ぎ、ドメーヌを設立。ファーストヴィンテージは1992年です。ムルソー村を中心に約7.4haの畑を所有し、リュット・レゾネ(減農薬農法)を実践しています。ムルソー プルミエ・クリュ グット・ドールは、同ドメーヌが手掛けるプルミエ・クリュです。「黄金の雫」という意味を持つグット・ドールは、ムルソーを代表する一級畑の一つです。丘陵の北東斜面に位置し、石灰質土壌から生まれるワインは長期熟成のポテンシャルを秘めています。ブドウの平均樹齢は40年で、年間生産量は約1000本と希少なキュヴェです。リュット・レゾネによるブドウ栽培に加え、醸造においても天然酵母を使用するなど、人為的な介入を最小限に抑えることを心がけています。白ワインは、冬の間6〜8℃に保たれる岩盤を掘った地下カーヴで3〜4ヶ月かけて発酵。その後、新樽比率20%以下のオーク樽で12ヶ月以上、シュール・リーで熟成されます。澱引きはせず、何度も試飲を繰り返した後に清澄を行います。ミクルスキ氏のワイン造りにおける哲学は、「ブドウの良さを素直に表現すること」、そしてブルゴーニュワインが持つ「上品さ、純粋さ」を最大限に引き出すことです。
39,150 円~
タイプ
品種
シャルドネ:100%
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