10年熟成で色合いは黄金色がかっているが、香りや味わいの熟成感はあまり無く、ソーヴィニヨン・ブランらしい青さも残している。もう10年くらい寝かせて良さそう。香りは、トップノートからカシスの芽や葉の青々とした香りが刺々しさはないもののしっかりと感じられ、パッションフルーツや銀杏のような独特の香りもあり、若いボルドー・ブランの範疇に感じられる。複雑味もあり、シナモンの甘さ、菩提樹の花、二日目にはワックスのニュアンスなど、今後の変化も楽しみなワイン。口に含むと、しっかりとした果実味と酸味に、樽由来のほのかな甘味とアタックからバランスが良い。余韻にはわずかながらロースト感が増し、カラメルの風味が長く続く。現時点では良質なボルドー・ブラン止まりだが、熟成ポテンシャルが高く、今後に期待したいワイン。

リュヌ・ドール
Lune d'Or
クロ・デ・リュヌは、ボルドーのソーテルヌに拠点を置くワイナリーで、シャトー・ディケムやシャトー・ギローと隣接する45haのブドウ畑を所有しています。オーナーはドメーヌ・ド・シュヴァリエやシャトー・ギローの共同所有者でもあるオリヴィエ・ベルナール氏で、息子ユーゴ氏とワイナリーを運営し、環境に優しい有機栽培を実践しています。セミヨンとソーヴィニヨン・ブランを育て、手摘みで収穫。リュヌ・ドールは年間20樽の希少なトップキュヴェで、オーク樽で澱と共に15ヵ月熟成。2016年ヴィンテージはジェームス・サックリングで94点を獲得し、複雑な構造と高い熟成ポテンシャルを持つ辛口白ワインとして高く評価されています。
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柑橘系果実

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トロピカルフルーツ

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植物・野菜

ナッツ

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ヴィンテージ:2012年
評価日:2022年11月02日
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