抜栓直後は、雑に言えば、一般的なロゼワインに炭酸を加えたようなイメージで、ラズベリーやストロベリーの酸味と、食パンやバニラの柔らかい甘味が主体の印象だったが、時間が経つほど蜂蜜やヘーゼルナッツのニュアンスが強まり、香ばしさ主体にロゼっぽい酸味が足された印象へと変わった。特に余韻のローストされたヘーゼルナッツのような香ばしさは、力強いがしつこくなく、心地良い余韻が長く続く。泡は当然ある程度抜けるが、二日目のほうが楽しめた。

フランチャコルタ ロゼ
Franciacorta Rosé
ベラヴィスタは、イタリア最高峰のスパークリングワイン「フランチャコルタ」を生み出す、イタリア・ロンバルディア州のワイナリーです。1976年にヴィットリオ・モレッティ氏によって設立され、200haを超える広大な自社畑を所有する地域最大規模のワイナリーとして知られています。その品質の高さは折り紙付きで、イタリア有数のワイン評価誌『ガンベロ・ロッソ』にて年間最優秀ワイン醸造家に選ばれたマッティア・ヴェッツォーラ氏を醸造責任者として迎え、ミラノ・スカラ座のオフィシャル・サプライヤーにも選ばれています。「フランチャコルタ ロゼ」は、ベラヴィスタの全生産量のわずか3%しか造られない希少なロゼです。シャルドネとピノ・ネロを用いて、シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵方式で造られます。収穫は手摘みで行われ、区画や品種ごとに分けてオーク樽で発酵・熟成。30種類以上のベースワインをアッサンブラージュし、最低5年の熟成を経てリリースされます。その味わいは、繊細な泡立ちと、イチゴや白桃などのアロマ、そして長く続く豊かな果実味とミネラル感が特徴です。凝縮感がありながらもエレガントなスタイルで、まさにフランチャコルタのトップ生産者であるベラヴィスタを代表する1本と言えるでしょう。
8,910 円~
生産地
タイプ
アルコール
13.0%
あなたの評価
テイスティングノート
5件の評価を集計
アロマチャート
アロマの詳細

柑橘系果実

寒冷地の果実

温暖地の果実

赤系果実

黒系果実

花

発酵・乳製品

蜜

ナッツ

スパイス
味わい
ボディ
果実味
甘味
酸味
渋味
余韻の
長さ
余韻のテイスト
ユーザーコメント

¥.$.
ヴィンテージ:2013年
評価日:2020年10月10日