アルド・コンテルノのは昔から熟成向きのワインを作っていて、最近は早飲みタイプにも挑戦しているとのことでこちらを試してみたが、ガチガチに閉じていて、タンニンも恐ろしいほどに強靭で熟成向きだった。果実や花のニュアンスも確かにあるが、インクやマッシュルーム、木の苔などのアーシーなアロマや味わいが強く、複雑味はあれど華やかさに欠ける状態で、開いてきてバランスがとれると素晴らしいワインになるのだろうなぁと感じる。タンニンの収斂感を口をティッシュで拭ったような感覚というが、まさにそんな感じの強烈な収斂感があり、口の中が乾いて固まってしまったかのよう。

バローロ ブッシア
Barolo Bussia
アルド・コンテルノの歴史は1800年代にさかのぼり、ピエモンテ州モンフォルテ・ダルバにルーツを持ちます。アルド・コンテルノ氏は、ジャコモ・コンテルノの5代目に当たりますが、兄ジョヴァンニ氏が後を継いだため、1969年に独立し、モンフォルテ・ダルバのブッシア地区に「アルド・コンテルノ」を設立しました。ワインは熟成ポテンシャルが高く、その出来栄えは本家をも凌ぐほどで、ランゲを代表する生産者として国内外で高く評価されています。「バローロ ブッシア」は、ブッシア地区で栽培された樹齢20年のネッビオーロ種から造られます。畑は、標高400mにある南西の斜面に広がり、炭酸カルシウムと鉄分を豊富に含む土壌が特徴です。ステンレスタンクでスキンコンタクトさせながらアルコール発酵した後、4〜5ヶ月間ステンレスタンクで熟成。何度か澱引きし、さらに伝統的なスラヴォニアンオークの大樽で26ヶ月間熟成を行います。
13,200 円~
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¥.$.
ヴィンテージ:2013年
評価日:2020年11月27日