パトリック・ジャヴィリエ サヴィニー・レ・ボーヌ レ・モンシュヌヴォワ

サヴィニー・レ・ボーヌ レ・モンシュヌヴォワ

Savigny-les-Beaune Les Montchenevoy

ジャヴィリエ家は、ムルソーで古くから続く栽培農家の家系です。パトリックの父であるレイモンは、農作業のかたわらワインの仲買人をしていました。1973年、パトリックはディジョンの大学で醸造学の学位を取得し、翌年から独自の醸造を始めました。ドメーヌは1980年代から1990年代にかけて急速に拡大し、ムルソー、ピュリニー・モンラッシェ、ポマール、そして特級コルトン・シャルルマーニュなどの畑を手に入れました。現在、賃貸畑を含めると所有畑の総面積は9ha弱で、新樽率は適度であり、バランスの取れたワインを造っています。「サヴィニー・レ・ボーヌ レ・モンシュヌヴォワ」は、特に白ワインに適した土地に位置しています。標高が高く、石灰岩の上に広がる泥灰土の土壌が特徴です。ブドウの平均樹齢は14年で、小樽で発酵し、マロラクティック発酵後、新樽は使わず17〜18ヶ月の熟成を行います。このワインは非常にミネラル感があり、透明な柑橘類の香りがあります。口に含むと、程よい酸味とミネラル感のあるフルボディで、余韻には上質な柑橘系の香りが広がります。

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アロマチャート

アロマの詳細

柑橘系果実

柑橘系果実

1 レモンの皮
1 熟したレモン
寒冷地の果実

寒冷地の果実

1 洋梨
1 熟したカリン
温暖地の果実

温暖地の果実

1 アプリコット
発酵・乳製品

発酵・乳製品

1 モンブラン
ミネラル

ミネラル

1 ヨード
1 砕いた石
蜜

1 蜂蜜

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

2 カラメル
1 モンブラン
1 ヨード

ユーザーコメント

樽はそんなに感じないが、ブドウ自体のポテンシャルと少しの熟成感によって非常にパワフルなワインとなっている。香りも味わいもまさに熟したレモンといった感じで、圧倒的な酸味と果実味を備え、そこにわずかに熟成による甘味もあってバランスが良くなっている。10年熟成にしては熟成感は少なく、もう10年熟成できそうなほどパワフルでフレッシュ。香りは、熟したレモンとその皮、アプリコット、わずかに蜂蜜のニュアンス、そしてピンと張りつめたミネラルが感じられる。まだ複雑味はなくシンプルだが、香りからして力強い。口に含むと、レモンをかじったような強い酸味があるが、それに拮抗する強い果実味と少しの甘味がバランス良く、決して酸っぱいとは感じない。伸びも良く、余韻も非常に長い。余韻にはカラメルの風味がしっかりと出て、ややロースト感は強めだが、熟成が進めば落ち着くと思われる。

¥.$.

ヴィンテージ:2012年
評価日:2022年06月15日

一言で言うと、モンブランを液体化したようなワイン。トップノートから栗やクリーム、ケーキのようなニュアンスが広がる。他には洋梨や熟したカリン、ヨードといった要素も感じるが、モンブランの印象が強すぎてなかなか入ってこない。口に含むと、やはりケーキのような甘やかさはあるが、さすがに洋梨や熟したカリンの果実味や酸味のほうが強く主体的。余韻にはまたモンブランのニュアンスが戻ってくるが、ヨードのニュアンスも拮抗し、さらにはカラメルのようなロースト感も出てきて、複雑味のある余韻が長く続く。

¥.$.

ヴィンテージ:2012年
評価日:2021年05月05日

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