トップノートから白胡椒のようなスパイシーな香りに、塩気のあるミネラル、ワックスのようなオイリーなニュアンスと、個性あるブルゴーニュ・ブランだが、突出しすぎているわけではないので複雑味として楽しめる。果実の印象としては、メロンや白桃など甘味を感じるものが多いが、味わいは非常にドライ。ミディアムボディで、果実味は中庸、酸味はやや強めだがバランスは保っている。余韻にもわずかにオイリーなニュアンスが感じられる。ミネラルが非常に豊かなワインで、熟成感が感じられるようになるとまた面白い変化をしそう。

ブルゴーニュ シャルドネ レ・グランド・クチュール
Bourgogne Chardonnay Les Grandes Coutures
グザヴィエ・モノは、1723年創業の老舗ドメーヌ「ルネ・モニエ」を継承したムルソーの名門ワイナリーです。10代目当主グザヴィエ・モノ氏は、伝統的な手法を尊重しつつ、革新的なアプローチを取り入れ、若いうちから楽しめるだけでなく、長期熟成にも耐えうる高品質なワインを生み出しています。ドメーヌはムルソーを拠点に、ピュリニー・モンラッシェやポマールなど、ブルゴーニュ地方に17ヘクタールの畑を所有し、18のアペラシオンからワインを生産しています。特にムルソーの村名畑「シュヴァリエール」は、ドメーヌの看板ワインとして知られています。グザヴィエ・モノ氏のワイン造りにおける哲学は、徹底した耕起と収量制限にあります。リュット・レゾネを採用し、ブドウの樹にストレスを与えることで凝縮感のある果実を得ています。醸造においても、白ワインはブルゴーニュでは珍しい除梗を行い、樽発酵・樽熟成によって、ピュアなミネラル感とリッチな果実味を表現しています。「ブルゴーニュ シャルドネ レ・グランド・クチュール」は、ムルソーに隣接する区画のブドウを使用し、新樽10〜15%で12〜14ヶ月熟成されます。粘土質土壌由来の重厚さと、桃やヘーゼルナッツを思わせるアロマ、心地よい苦みのあるフィニッシュが特徴の、ムルソーらしいリッチなスタイルの白ワインです。
4,950 円~
生産地
タイプ
品種
シャルドネ:100%
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アロマチャート
アロマの詳細

温暖地の果実

花

ミネラル

スパイス

薬品・化学物質
味わい
ボディ
果実味
甘味
酸味
渋味
余韻の
長さ
余韻のテイスト
ユーザーコメント

¥.$.
ヴィンテージ:2015年
評価日:2021年04月08日