05年ハーフボトル。外観は一瞬ボルドーかと思うほど濃いガーネット、縁もかすかに褐色がかっている程度で、外観からはあまり熟成感は見られない。香りは、ドライイチジクやドライローズなど、熟成のヒントは感じられるが、まだ若さを残している。他には、酸味を感じさせるザクロや血肉のニュアンス、茶葉、チョークなど、複雑味も十分。口に含むと、やはりザクロのような強めの酸味が感じられるものの、15年熟成とは思わせない果実味の強さもありバランスはいい。また、ピノのしてはタンニンも豊富で、そこそこに収斂感があり、まだ飲み頃に入っていないと感じさせる。余韻には、強さはないが、ドライローズの華やかなニュアンスが長く続き心心地良い。ハーフボトルでもまだまだ10年くらい寝かせられそうなポテンシャルを感じる。

ニュイ・サン・ジョルジュ レ・ラヴィエール
Nuits-Saint-Georges Les Lavières
ドメーヌ・フェヴレは、1825年創業のブルゴーニュの名門ワイナリーです。ニュイ・サン・ジョルジュ村を本拠地とし、120ヘクタールもの広大な自社畑を所有しています。その中には、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズやエシェゾーなどのグラン・クリュ10ヘクタール、レ・サン・ジョルジュやクロ・デ・ジサールなどのプルミエ・クリュ25ヘクタールが含まれます。フェヴレは、自社畑のブドウから造られるワインが全生産量の8割を占める「ドメーヌもの」の生産者であり、これは一般的なネゴシアン(ブドウやワインを買い付けて販売する業者)とは一線を画す特徴です。また、それぞれの区画のテロワールを最大限に生かすため、1ヘクタール程度の小さな区画ごとにきめ細やかなワイン造りを行っています。「ニュイ・サン・ジョルジュ レ・ラヴィエール」は、ヴォーヌ・ロマネ側の丘、1級畑オー・ミュルジェの真下に位置する村名畑のワインです。ヴォーヌ・ロマネ的なエレガントさと、豊かな果実味、繊細なタンニンが特徴で、若いうちから楽しめるしなやかな飲み心地が魅力です。
7,678 円~
生産地
タイプ
品種
ピノ・ノワール:100%
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アロマチャート
アロマの詳細

赤系果実

加工・ドライフルーツ

花

ドライハーブ等

ミネラル

動物系
味わい
ボディ
果実味
甘味
酸味
渋味
余韻の
長さ
余韻のテイスト
ユーザーコメント

¥.$.
ヴィンテージ:2005年
評価日:2021年07月17日