アルフレッド・グラシアン キュヴェ・パラディス ロゼ エンジェルズ・シェア 2008

キュヴェ・パラディス ロゼ エンジェルズ・シェア 2008

Cuvée Paradis Rosé Angels' Share 2008

アルフレッド・グラシアンは、1864年にアルフレッド・グラシアン氏によってエペルネに設立されたシャンパーニュ・メゾンです。同年、ロワール地方のソーミュールにも醸造所を設立しました。10年後にはアルベール・ジャン・メイエ氏と共同経営となり、社名を「グラシアン・エ・メイエ」に変更しましたが、その後も創業者の哲学は引き継がれ、発展を遂げました。1905年から現在に至るまで、セラー・マスターをジェジェ家が4代にわたり務め、現当主であるニコラ・ジェジェ氏は、2018年にギド・アシェット誌で最優秀シャンパーニュ・メーカーに選出されています。「キュヴェ・パラディ ブリュット・ロゼ エンジェルズ・シェア」は、ワイナリーの160周年を祝して造られた限定版のロゼ・シャンパーニュです。シャルドネ63%、ピノ・ノワール37%のブレンドで、一次発酵をオーク樽で行い、15年以上の瓶内熟成を経てリリースされます。特有の「エンジェルズ・シェア」という名前は、樽熟成中に自然に揮発するワインを指し、樽発酵・熟成を行うアルフレッド・グラシアンならではの表現です。このワインは、サーモンピンクの色調にブラウンの輝きを帯び、非常に細かい泡立ちが特徴です。香りは、ジロール茸やコンフィにした果実、トースト、キャラメルなどのアロマから始まり、マンダリン、サフラン、ジュニパーへと変化します。さらに空気に触れることで、オークやトンカ豆、オマール海老のビスクのようなニュアンスも感じられます。味わいは、シャープな輪郭とクリーミーな泡立ち、美しい酸味が特徴で、石灰岩を思わせるミネラル感と塩味が感じられます。緊張感と柔らかさを兼ね備えた凛としたスタイルで、長い余韻を楽しむことができます。

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