樽がしっかりと効いていて、強い果実味と酸味とのバランスが良く、飲みごたえがあるシャンパーニュ。一方で、樽が少し強すぎて、刺々しく荒削りな印象も受ける。香りは、トップノートにバニラ香がしっかりとあり、トースト香も強く、カモミールティの茶葉のようなローストしたハーブ感やジンジャーのニュアンスもあり、樽香の主張が強いが、リンゴの果実香も強く、一辺倒な印象でもない。口に含むと、香りの印象と同様に、リンゴの強い果実味と酸味がある味わいで、酸味の強させいか甘味は香りの印象よりも控えめで、ロースト感による厚みは感じられる。余韻はトースト香とバニラ香が長く残る。

ブリュット・ロワイヤル N.V.
Brut Royal N.V.
ポメリー社は1836年に設立され、辛口シャンパーニュの先駆者として知られています。ナルシノ・グレノによって創業され、後にマダム・ポメリーが経営を引き継ぎました。マダム・ポメリーは、当時甘口のシャンパーニュが主流の中で、ブリュット(辛口)のシャンパーニュを生み出すと、それまで食後酒とされてきたシャンパーニュが食前・食中にも楽しまれるようになり大きな反響を呼びました。英国ではシャンパーニュの消費量が3倍になったと言われ、シャンパーニュの革命と評されています。ポメリーはランス市の優れたエリアに広大な畑を所有し、グラン・クリュ畑は南向きの傾斜にあり、シャンパーニュ造りに最適な条件とされています。ブリュット・ロワイヤルは、ポメリー社のスタンダード・キュヴェで、辛口シャンパーニュを造ったポメリーの原点であり、ポメリースタイルのエッセンスといえるワインです。40の選び抜かれたクリュからなるブレンドで、フレッシュで生き生きとした味わいが特徴です。
2,189 円~
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ヴィンテージ:N.V.
評価日:2023年05月13日