17年にしてはかなり熟成感のある色合いで、すでに琥珀色に近くなっているが、香りや味わいはそこまでの熟成感はない。というよりも樽が効きすぎていて感じづらいだけかもしれず、香りは蜂蜜の甘い香りやトースト香が強く、やや甘ったるいアロマ。他にも洋梨や和梨の果実香と硬度を感じさせる石灰のミネラル香もある。口に含むと、アタックから酸味が非常に強く、そのおかげで甘味が中和されてバランスが取れている。ただ、果実味が置き去りにされている感じはしてしまい、ブドウのポテンシャルはあまり高くないように思える。余韻はやはり蜂蜜の風味が残るのでやや甘い印象で終わる。

モレ・サン・ドニ ブラン
Morey-Saint-Denis Blanc
「ルー・デュモン」は、ジュヴレ・シャンベルタン村に拠点を置く日本人醸造家、仲田晃司氏のワイナリーです。「モレ・サン・ドニ ブラン」は、特級畑、クロ・デ・ランブレイの上部に位置するラ・ピドード畑で栽培される樹齢40年のシャルドネを使用し、天然酵母のみを用いて樽で一次発酵後、マロラクティック発酵を施します。セガン・モロー社製サントル森産の新樽100%で16ヶ月以上の間樽熟成し、透明感のある酸味とミネラルのバランスに優れたスタイリッシュな白ワインとなります。仲田氏の徹底的なワイン造りの姿勢が反映され、豊かな果実味とリッチな味わいが特徴です。
6,600 円~
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シャルドネ:100%
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発酵・乳製品

ミネラル

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余韻の
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¥.$.
ヴィンテージ:2017年
評価日:2023年02月02日