モレ・サン・ドニ モン・リュイザン ブラン
Morey-Saint-Denis Monts Luisants Blanc
ドメーヌ・ミシェル・マニャンは、モレ・サン・ドニを拠点とし、5代にわたってワイン造りを行う名門です。元々はブドウ栽培のみを行う農家でしたが、4代目ミシェル・マニャン氏によって1967年に独立し、1991年までに10以上のAOCを取得しました。2006年からは、ミシェル氏の息子フレデリック・マニャン氏が5代目としてドメーヌの運営を完全に任され、特級畑、一級畑を数多く含む計9.7haの畑を中心に醸造を担当しています。フレデリック氏は、10代の頃から醸造学校で技術を学び、シャサーヌ・モンラッシェを代表する造り手ドメーヌ・ジャン・ノエル・ガニャールや、カリフォルニアのカレラ、オーストラリアのバンノックバーンなどでピノ・ノワールでのワイン造りの研究を行いました。「モレ・サン・ドニ モン・リュイザン ブラン」です。格付けはありませんが、一級畑と同様のワインメイキングを施しています。モン・リュイザンはジュヴレ・シャンベルタンに面した比較的広い畑で、斜面下部は特級畑のクロ・ド・ラ・ロッシュ、中部は一級畑、斜面上部は村名畑という区分けをされる珍しい特徴を持っています。このワインは、斜面上部からのブドウのみを使用しています。「モン・リュイザン（光る山）」という畑名の由来は、この区画ではブドウの葉が収穫期に黄色くなり、日没後でも光って見えるためという説があります。フレデリック氏のワイン造りは、基本的に有機農法や太陰有機法(Bio-Lunaire)に則って行われ、月の運動によりブドウ畑の作業を規定し、通常のビオロジックに、ビオディナミの考え方を導入しています。このワインは、醸造・熟成共にフレンチオークの古樽を使用し、14ヶ月間熟成されます。非常に生産量が少なく、日本への入荷量は毎年60〜120本程度です。
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シャルドネ：100%
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