M. シャプティエ シャトーヌフ・デュ・パプ バルブ・ラック

シャトーヌフ・デュ・パプ バルブ・ラック

Châteauneuf-du-Pape Barbe Rac

シャトーヌフ・デュ・パプの希少な逸品「バルブ・ラック」は、1989年からM.シャプティエが生産する単一品種の珍しいワインです。M.シャプティエ社の創立は1808年。ミシェル・シャプティエ氏が醸造家として手がけ、ビオディナミ農法で栽培されたブドウから造られます。このワインは一般的なシャトーヌフ・デュ・パプの複数品種のブレンドではなく、樹齢90年超えのグルナッシュ種だけを使用し、他に類を見ない独自性を誇ります。ブドウは、ローヌ川の川床の丸石で覆われた畑で手摘みされ、29度に保たれたコンクリートタンクで約20日間発酵し、約23カ月間熟成されます。濃いガーネット色で、スパイス、チョコレート、ストロベリー、草の香りが広がり、肉付が良く、あたたかみを感じさせるフルボディでまろやかな味わいです。

14,476  円~

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アロマチャート

アロマの詳細

加工・ドライフルーツ

加工・ドライフルーツ

1 プルーン
ドライハーブ等

ドライハーブ等

1 エルブ・ド・プロヴァンス
焦げ臭

焦げ臭

1 カカオ
1 コーヒー
スパイス

スパイス

1 ナツメグ
1 黒コショウ

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 ダークチョコレート
1 甘いタバコ

ユーザーコメント

グルナッシュ100%のシャトーヌフ・デュ・パプ。普段グルナッシュもローヌも飲まないので比較が難しいが、05年にしてはまったく枯れた印象はなく、まだまだ熟成ポテンシャルを秘めている。印象としては物凄くスパイシーなコーヒーといったところで、果実の印象よりもスパイスとコーヒーの印象がはるかに強く、これはこれで面白みがある。ワインとしてのクオリティは申し分なく、たまに普段飲まないワインを飲みたくなったらリピートも検討したい。火を入れた黒胡椒やナツメグ、エルブ・ド・プロヴァンスなどのスパイスやハーブがトップノートから余韻まで終始しっかりと主張してきて、それらにも負けず劣らず深煎のコーヒーの香りや味わいも強く、果実香は感じづらく、二日目にわずかにプルーンのニュアンスが感じられた。また、香りにはカカオ、余韻には熟成による甘味と合わさってダークチョコレートの風味もある。味わいも香りと同様で、スパイシーなコーヒー。ただ、熟成による甘味とまろやかさがあり、刺々しさはなく心地良いバランス。タンニンはあと一歩で完全に溶け込みそうな具合で、わずかに舌触りが残る。余韻はダークチョコレートの他にも水タバコのような甘いスモーキーさもある。

¥.$.

ヴィンテージ:2005年
評価日:2022年11月12日

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