カステッロ・ディ・アマ サン・ロレンツォ

カステッロ・ディ・アマ サン・ロレンツォ

Castello di Ama San Lorenzo

カステッロ・ディ・アマは、キャンティ・クラシコの地位を向上させた世界最高レベルの生産者で、トスカーナでも歴史的な場所に位置するワイナリーです。2003年にはガンベロ・ロッソ誌のワインメーカー・オブ・ザ・イヤーを受賞。サン・ロレンツォは、1972年に購入された畑で、風通しの良い渓谷地帯の標高461~525mの高台に位置し、土壌は粘土頁岩が含まれた石灰質です。キャンティ・クラシコの中でも特に高い場所に位置するこの畑からは、美しい酸と豊富なミネラルを含むフレッシュでエレガントなワインが生まれます。マロラクティック発酵後にブレンドし、フレンチオーク樽でおよそ12ヶ月の熟成します。ワインスペクテーター誌の2014年トップ100ワインにおいて世界第6位に輝き、キャンティクラシコのトップクラスとして高く評価されています。

6,492  円~

タイプ

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8件の評価を集計

アロマチャート

アロマの詳細

柑橘系果実

柑橘系果実

1 オレンジの皮
トロピカルフルーツ

トロピカルフルーツ

1 バナナ
赤系果実

赤系果実

2 ストロベリー
2 レッドチェリー
1 プラム
黒系果実

黒系果実

3 ブラックチェリー
2 ブラックベリー
1 熟したワイルドベリー
1 カシス
1 ブルーベリー
加工・ドライフルーツ

加工・ドライフルーツ

1 プルーン
花

2 ドライローズ
1 バラ
植物・野菜

植物・野菜

1 ルバーブ
フレッシュハーブ

フレッシュハーブ

1 セージ
1 タイム
ドライハーブ等

ドライハーブ等

1 紅茶の葉
発酵・乳製品

発酵・乳製品

1 ペコリーノチーズ
1 ウエハース
土・森の下草

土・森の下草

1 湿った土
1
1 黒鉛
1 黒土
動物系

動物系

1 レザー
ナッツ

ナッツ

2 アーモンド
焦げ臭

焦げ臭

2 チョコレート
1 カカオパウダー
1 ホワイトチョコレート
1 コーヒー
スパイス

スパイス

2 リコリス
1 ピンクペッパー
1 スパイス
酒類

酒類

1 チョコレートリキュール

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 リコリス
1 ブラックチェリー
1 甘いタバコ
1 石灰
1 黒鉛
1 プルーン
1 黒土

ユーザーコメント

3年前に開けた時は、タニックかつ閉じていて飲み頃は当分先になりそうな気配だったが、3年ぶりに状態確認してみると、香りも開き、ほんのわずかながら熟成のヒントが感じられ、タンニンもかなり溶け込んでいて、フレッシュな部類なものの飲み頃に入ったといえる頃合い。香りは、トップノートにリキュール感のあるチョコレートの甘い香りと酸味をしっかりと感じるブラックチェリーの香りがバランス良く感じられ、トスカーナのサンジョベーゼらしい香りが感じられる。他にもカカオパウダーやドライローズ、そしてコーヒーなども感じられる。口に含むと、香りの印象よりも甘味は控えめで、荒々しくはないがフレッシュな酸味が印象的な味わい。タンニンは滑らかかつ収斂感も少なく、あまり気にならないが、まだ完全に溶け込んだとは言えない。余韻は甘いタバコのようなスモーキーさとブラックチェリーの酸味が長く感じられる。

¥.$.

ヴィンテージ:2015年
評価日:2023年06月12日

グレートヴィンテージとしては小ぶりな印象だが、その分早飲み用に綺麗にまとまっていて、非の打ち所がないクオリティ。とくにかく口当たりがまろやかで、液体なのに柔らかいとさえ感じる。香りは、ブラックチェリーやドライローズ、紅茶葉、黒土、黒鉛、わずかにピンクペッパーのニュアンスを感じる。最初こそ酸味とスパイシーさを感じる香りで、まだ荒々しさが残っているかなと思わされるが、段々とドライローズの香りが強まり、香水のようなアロマとなった。味わいも最初は、酸味に対して若干果実味が足りないようにも感じたが、香りが開いてくるとともに、果実味も充実し、非常にバランスの良い味わいとなった。石灰質なミネラルが豊富で、甘味とまろやかさを追加してくれている。タンニンも感じないこともないが、きめ細かくなめらかで、全体的なまろやかさの中ではまったく気にならない。早飲み用のキャンティ・クラッシコの中では間違いなく最高峰のクオリティだろう。

¥.$.

ヴィンテージ:2016年
評価日:2021年10月25日

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