パオロ・スカヴィーノ バローロ

バローロ

Barolo

パオロ・スカヴィーノは、イタリア・バローロ地区の中心部、カスティリオーネ・ファッレット村に1921年に設立されたワイナリーです。現当主エンリコ・スカヴィーノは、1960年代後半からワイン造りを開始し、伝統的な手法と革新的な技術を融合させ、バローロの品質と名声を飛躍的に向上させた立役者として知られています。エンリコは、単一畑のブドウのみで造るテロワール重視のバローロを先駆的にリリースし、バローロ・ボーイズと呼ばれる革新的な造り手たちの旗手となりました。彼は、畑仕事に一切の妥協を許さず、ブドウ本来のピュアで生き生きとした味わいを引き出す醸造にこだわっています。その結果、パオロ・スカヴィーノのバローロは、世界的なワイン評価誌で100点満点という最高評価を獲得するなど、世界中のリスペクトを集めています。ワイナリーのフラッグシップである単一畑バローロに加え、ベーシック・バローロもまた、エンリコの自信作です。バローロを代表する4つの村の最高峰の区画のみをブレンドしたこのワインは、特級畑のみによるブレンドと言えるほどの贅沢な逸品です。

8,400  円~

タイプ

品種

あなたの評価

テイスティングノート

1件の評価を集計

アロマチャート

アロマの詳細

赤系果実

赤系果実

1 ラズベリー
1 レッドチェリー
花

1 スミレ
発酵・乳製品

発酵・乳製品

1 マロンクリーム
焦げ臭

焦げ臭

1 ホワイトチョコレート
スパイス

スパイス

1 ナツメグ

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 ボイセンベリー
1 石灰

ユーザーコメント

スタンダード・キュヴェとは思えないほどのポテンシャル。果実味・旨味の伸びが良く、余韻も驚くほど長く、香りから余韻まで非常に長い時間楽しめるワイン。トスカーナのサンジョベーゼっぽさも感じられる。香りは、トップノートはレッドチェリーやラズベリーの赤系果実の溌剌としたノートが前面にあり、スミレの蜜のような上品な甘やかさも印象的。他にもナツメグやホワイトチョコレート、マロンクリームなどの樽由来の香りも程良くあり、バランスの良いアロマ。口に含むと、香りの印象よりも少しどっしりとした赤黒系果実の味わいで、アタックからぐんぐんと伸びる強い果実味が魅力的。果実味由来、樽由来の甘味もあり、酸味は中庸。タンニンはそもそも軽めなのか、ヴィンテージにしてはかなり溶け込んでいるように感じられ、まったくといって良いほど気にならず、ボディもミディアムからミディアムライト寄りでスルスルと飲めてしまう。余韻にかけては石灰のミルキーなミネラルが出てきて、果実味とともに永久的に続くかのごとく、長く心地良い余韻を形成する。

¥.$.

ヴィンテージ:2016年
評価日:2024年03月30日

購入する