色合いは濃く黄金色に近いが、見た目ほど熟成感はなく、味わいはやや酸味が際立っていて若干バランスに欠く印象。ミネラル豊富でもう少し年数が経てば面白い変化は感じられそう。香りは少し独特で、初日はトップノートにペトロール香に近いものを感じる。また、白いツツジの花の香りのような花の蜜感のあるフローラルな香りも強めで、ペトロール香が消えた二日目はより特徴的に感じられる。果実香は洋梨の落ち着きのある香りとパイナップルの酸味の効いたやや荒々しい香りのハイブリッド。口に含むと、香り同様やや荒々しい酸味がアタックから広がり、果実味は少し押され気味で甘味もなく、酸味が少し突出して感じられる。中盤から余韻にかけては火打ち石を溶かしたようなスモーキーで重めのミネラルがかなり強めに感じられる。
プイィ・フュイッセ レ・ヴィエイユ・ヴィーニュ
Pouilly-Fuissé Les Vieilles Vignes
ヴァンサン・ジラルダンは、ブルゴーニュのムルソーを拠点とするネゴシアンです。「畑は人の手で丁寧に、醸造は自然に、設備は最新鋭に」という哲学のもと、高品質なワイン造りを行っています。契約農家との密接な関係を築き、収量制限や農薬・化学肥料の削減など、ブドウの品質向上に尽力しています。「プイイ・フュイッセ レ・ヴィエイユ・ヴィーニュ」は、フュイッセ、ソリュトレ-プイイ、ヴェルジッソン、シャントレの4つの村から厳選されたシャルドネを使用しています。白亜質を含む冷涼な土壌のヴェルジッソン、甘みとボリューム感のあるプイイなど、それぞれのテロワールの個性が表現されています。醸造は、厳格な選果、ニューマティック・ワインプレスによる優しい圧搾、天然酵母による発酵、10ヶ月間の樽熟成（新樽15％）とバトナージュなど、細部にまでこだわっています。このワインは、ヘーゼルナッツやトーストアーモンド、ミネラルの香りと、柑橘系果実の凝縮した果実味が特徴です。
7,040 円~
タイプ
品種
シャルドネ：100%
あなたの評価
テイスティングノート
1件の評価を集計
アロマチャート
アロマの詳細
寒冷地の果実
トロピカルフルーツ
花
薬品・化学物質
味わい
ボディ
ライト
フル
果実味
弱い
強い
甘味
ドライ
甘い
酸味
弱い
強い
渋味
弱い
強い
余韻の
長さ
短い
長い
余韻のテイスト
ユーザーコメント
¥.$.
ヴィンテージ：2014年
評価日：2022年02月28日
