
シャブリ プルミエ・クリュ ヴァイヨン
Chablis 1er Cru Vaillons
ジャン・ポール・エ・ブノワ・ドロワンは、1620年から続く歴史を持つシャブリのドメーヌです。1866年には、時の当主がナポレオン三世にワインを献上し、銀のタストヴァンを授けられたという逸話も残っています。ドメーヌはシャブリの中心地を流れるスラン川沿いに位置し、ブドウ畑はシャブリのグラン・クリュの一つ、レ・クロの目の前に広がっています。現在は14代目のブノワ・ドロワンが当主を務めています。ブノワは、ボーヌの醸造学校やディジョン大学で学び、ラロシュやヴァンサン・ドーヴィサといった著名なドメーヌで研鑽を積んだ後、1999年から父のジャン・ポールと共にドメーヌの運営に携わっています。彼の代では、樽の使用比率を抑え、ニューマティックプレス機を導入するなどして、果実味を活かしたピュアなスタイルのワイン造りへと変化を遂げました。ジャン・ポール・エ・ブノワ・ドロワンのシャブリ プルミエ・クリュ ヴァイヨンは、所有するプルミエ・クリュの中でも、エレガントさと力強さを兼ね備えたワインとして知られています。南から南東に向いた斜面に位置するヴァイヨンのブドウから造られるこのワインは、しっかりとしたミネラル感と程よい酸味が特徴で、樽のニュアンスもバランス良く感じられます。ブノワ自身も「ミネラルが強く、自分の好きなスタイル」と語るこのワインは、食事との相性も良く、レストランで人気の一本となっています。
7,480 円~
タイプ
品種
シャルドネ:100%
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