ムニエ60%、ピノ・ノワール20%、シャルドネ20%と黒系品種主体で、色合いも赤みがかったふくよかなシャンパーニュ。果実味、酸味、甘味のすべての強度が高めで、非常に飲みごたえがある。香りは、熟した洋梨の濃厚な甘やかさと青リンゴの爽やかさのバランスが良く、樽香はトースト感控えめのブリオッシュやバニラの香りが優しく心地良く、ヴァーベナの少しピール感のあるハーブ香がアクセントになっている。口に含むと、香りの印象どおりの味わいで、熟した洋梨を中心に、樽由来の甘味もはっきりと感じられるが、酸味もしっかりとあって非常にバランスが良い。アタックから終盤までこのバランスは保たれていて、非常に洗練された仕上がりに感じられる。余韻は驚くほど長く続き、熟した洋梨の果実味は余韻まで伸び、ブリオッシュに加え、蜂蜜のニュアンスも感じられる。これがスタンダード・キュヴェで価格もリーズナブルなのが驚きなくらい素晴らしいクオリティのシャンパーニュ。
プレフェランス ブリュット N.V.
Préférence Brut N.V.
ジュール・ラサールは、1942年に設立されたシャンパーニュ地方モンターニュ・ド・ランスにあるRMメゾンです。創設者ジュール・ラサールの死後、妻オルガと娘シャンタル、そして孫娘アンジェリーヌへと受け継がれ、現在は女性3世代で経営されています。彼らのシャンパーニュは、ワイン評論家ロバート・パーカー氏の「ワイン・バイヤーズ・ガイド」でクリュッグやボランジェと並び5つ星を獲得するなど、世界的に高い評価を受けています。「プレフェランス ブリュット」は、そんな彼らのスタイルを象徴するフラッグシップ・キュヴェです。ピノ・ムニエを主体に、シャルドネとピノ・ノワールをブレンドして造られます。シニー・レ・ロゼ村にある自社畑は、すべてプルミエ・クリュとグラン・クリュの格付けを受ける厳選されたブドウを使用しています。収穫はすべて手作業で行い、伝統的な手法を守りながら丁寧に造られます。4年以上の瓶内熟成と40%におよぶリザーヴワインの使用により、きめ細やかな泡立ちと爽やかなミネラル感が魅力で、ふくよかな果実味とエレガントな酸が調和した、バランスの取れた味わいのシャンパーニュです。
4,125 円~
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ヴィンテージ:N.V.
評価日:2025年09月14日