
ラ・コリーヌ ルージュ
La Colline Rouge
マルセル・ダイスは、1744年から続く旧家の出身であるマルセル・ダイスによって設立され、現在は息子のジャン・ミッシェル・ダイスが経営するアルザス地方ベルグハイムのドメーヌです。9つのコミューンと約20kmに渡るコート・ヴィティコルに27ヘクタールのブドウ畑を所有し、アルザス地方の地質学的多様性を反映したワイン造りを行っています。ジャン・ミッシェル・ダイスはアルザスに初めて「テロワール」の概念を持ち込み、AOC法の改正(ラベルへの品種名表記の任意化など)を成し遂げた、信念の人としても知られています。現在も畑の個性に基づく「プルミエ・クリュ」実現のための運動を続けています。ラ・コリーヌ・ルージュは、マルセル・ダイスが「ロテンベルグ」のブドウから造る、ドメーヌ初のオレンジワインです。「ロテンベルグ」(赤い丘)という名前の通り、鉄分豊富な赤色の石灰質土壌で育った平均樹齢30年のリースリングとピノ・グリを約50/50の割合で混植・混醸しています。このワインは、10hlのアンフォラを用いて10ヶ月間のマセラシオン醸造を行い、SO2無添加で瓶詰めすることで、ブドウの個性を最大限に引き出しています。ラ・コリーヌ・ルージュは、オレンジワイン特有の複雑なアロマと味わいを持ちます。ドライフルーツやアプリコット、スパイスなどの香りが感じられ、味わいはふくよかで、タンニンによるしっかりとした骨格と、オレンジピールの様なほろ苦さ、そしてミネラル感も持ち合わせています。
5,280 円~
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