すでに終わりかけだが、ギリギリ飲める頃合い。色合いは琥珀を通り越して赤みを帯びている。香りはトップノートがシェリーぽくなっていて如何にもピークアウトした感じだが、奥には洋梨のリキュール、リンゴのコンポート、カスタードクリーム、リンゴの木など、熟成シャルドネの香りもしっかりとあり、熟成シャンパーニュに近いものを感じる。口に含むと、香り以上に生きている印象で、熟成によるコクのある味わいが楽しめるが、余韻はやはりピークアウト感が強く、樹皮のような若干の苦味を伴う風味で締りが悪い。14年白にしては早すぎる熟成なので個体差だと思うが、こんな状態でも楽しめる要素が残っているのは元のポテンシャルが高いのか、もう一度くらい試してみてもよいとは思えた。

ブルゴーニュ シャルドネ
Bourgogne Chardonnay
コンフュロン・コトティドは、フランスのブルゴーニュ地方、ヴォーヌ・ロマネに拠点を置くワイナリーです。現在は5代目ジャッキー・コンフュロン氏の息子、ジャン・ピエール氏とイヴ氏が指揮を執っています。彼らはそれぞれ、醸造学の学位を持ち、ワイン業界での豊富な経験を有しています。ワイナリーは11haのブドウ畑を所有し、コート・ド・ニュイやコート・ド・ボーヌ、さらにはポマールやムルソーなどのアペラシオンにも及んでいます。ブドウ樹の樹齢は平均60年以上であり、古木から生まれるブドウは豊かな味わいを持ちます。コンフュロン・コトティドのワイン造りは、収量制限や遅摘みを徹底し、ブドウの品質にこだわります。醸造では除梗を行わず全房で発酵を行い、自然酵母を使用しています。樽熟成においては新樽率を低めに抑え、長期間の熟成を行います。こうして生み出されるブルゴーニュ・シャルドネは、芳醇なアロマと豊かな果実味、バランスの取れた酸味が特徴です。スパイスのような複雑な風味が加わり、幅広い料理との相性も良好です。
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シャルドネ:100%
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ヴィンテージ:2014年
評価日:2022年06月20日
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