17年にしてはかなり熟成感があり、まさに蜜蝋の風味が全体を通して強く、香りに至ってはやや荒々しくワックス感が強い。また、熟した洋梨やマルメロの果実香も濃厚で、香りの時点ではかなり甘そうな印象だか、口に含むとアタックから酸味の強さが際立ち、良いバランスで甘味を中和してくれている。ただ、果実味はやや力負けしていて、酸味と甘味で味わいが構成されている。余韻は非常に長く、それゆえに蜜蝋の甘さがややくどくも感じられる。

モンテリー プルミエ・クリュ クロ・ゴーテイ
Monthélie 1er cru Clos Gauthey
フィリップ・パカレ氏は、ドメーヌ・ルロワなどで研修を積み、プリューレ・ロックの醸造長を務めた後、ロマネ・コンティ社の醸造長を断って2001年にワイナリーを設立しました。ボジョレー出身で、自然派ワインの父、マルセル・ラピエール氏の甥であり、自然派の基礎を築いたジュール・ショヴェ氏の最後の弟子でもあります。「モンテリー プルミエ・クリュ クロ・ゴーテイ」には、粘土石灰土壌の南向き斜面で育った樹齢25年ほどのシャルドネが使用され、土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2は添加せず、澱とともに13ヶ月熟成されます。
22,000 円~
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シャルドネ:100%
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寒冷地の果実

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蜜

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¥.$.
ヴィンテージ:2017年
評価日:2023年03月15日