レニャー シャブリ プルミエ・クリュ ヴァイヨン

シャブリ プルミエ・クリュ ヴァイヨン

Chablis 1er Cru Vaillons

レニャーはシャブリの歴史あるドメーヌで、ゼフィール・レニャー氏によって1860年に設立され、1984年にはドゥ・ラドゥセット男爵がオーナーとなり、品質至上主義を貫く伝統を守りつつ、新しいスタイルを追求しています。自社畑には5つのグランクリュと5つのプルミエクリュがあり、シャルドネの個性を表現するため、ステンレスタンクをのみで醸造・熟成するのが特徴です。ヴァイヨンは一級畑の中でもトップクラスの品質を誇る銘醸畑で、非常に強い粘土質の土壌からは、他の畑よりもリッチで力強いワインが生まれます。レニャーのヴァイヨンは、最上部に位置する一区画のブドウのみを使用し、水平型のステンレスタンクで12月中旬まで発酵し、そのまま澱引きもパトナージュも行わずに熟成させます。爽やかな酸とミネラルが調和し、熟した果実の風味豊かな味わいです。

3,480  円~

タイプ

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アロマチャート

アロマの詳細

柑橘系果実

柑橘系果実

1 レモン
1 ライム
寒冷地の果実

寒冷地の果実

2 熟した洋梨
1 黄リンゴ
温暖地の果実

温暖地の果実

2 メロン
2 白桃
花

2 スイカズラ
1 オレンジの花
1 アカシア
1 リンゴの花
1 セイヨウサンザシ
1 ヴァーベナ
発酵・乳製品

発酵・乳製品

2 チーズ
1 クレームブリュレ
1 レモンメレンゲ
ミネラル

ミネラル

4 砕いた石
蜜

2 蜂蜜
1 アカシアの蜂蜜
ナッツ

ナッツ

1 ヘーゼルナッツ

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

2 チョーク
2 カラメル
2 クレームブリュレ
2 石灰
1 オーク
1 コーヒー
1 ライム

ユーザーコメント

色合いは完全に黄金色になり、熟成のピークに見えるが、香りや味わいはまだフレッシュさを残していてもう少し熟成可能なポテンシャルがある。香りは、トップノートにはチーズ香がしっかりとあって熟成感を感じるが、主体はライムのフレッシュな柑橘香で、ヴァーベナやセイヨウサンザシ、砕いた石など、チーズ香を除けば、一般的なシャブリといったところだが、チーズ香が美しく、それだけで満足度が高い。口に含むと、やはりライムの強い酸味と熟した果実味が感じられる。アタックから少しだけ置いて比較的早いうちからカラメルの風味が出てきて、程よい甘味をもたらし、酸味とバランスが取れて飲みごたえも追加してくれる。ライムとカラメルの風味は余韻まで持続し、最終的には石灰やクレームブリュレも合わさって複雑味のある余韻が非常に長く続く。まだ熟成ポテンシャルは残っているが、今も十分に飲み頃で、熟成しすぎて甘くなりすぎるよりも好ましい。

¥.$.

ヴィンテージ:2008年
評価日:2023年12月21日

色合いが綺麗な濃い黄金色で、ピークに達しているのがうかがえる外観。香りも味わいもピークで今がまさに頂点だろう。香りは複雑というか色とりどりというか、要素が多いが混ざるというより巡り巡る感じで美しい。トップノートにはクレームブリュレやレモンメレンゲの上品なスイーツ感があり、続いてリンゴやアカシアの花のフラワリーな香り、熟した洋梨やアカシアの蜂蜜などのほのかに濃密さを感じさせる香り、他にもミネラル香やチーズ香も感じられる。口に含むと、とろみのあるかのような濃厚なボディで、熟した果実味と甘味がしっかりとあり酸味は穏やか。余韻も複雑で、終盤から余韻にかけて、まずはカラメルやクレームブリュレのロースト感のある甘い風味から始まり、ロースト感が強くなってしっかりと焼いたオークの木の風味、マイルドなコーヒーの風味と続き、最後に石灰のニュアンスも感じられる。完璧な状態のシャブリで、非常に満足感の高いワイン。

¥.$.

ヴィンテージ:2006年
評価日:2023年11月24日

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