カステッロ・バンフィ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ

Brunello di Montalcino

バンフィ社はトスカーナ州の中心部に位置するモンタルチーノに、約800haのブドウ畑を含む、広大な敷地と近代的な醸造設備を持つイタリアでもトップクラスのワイナリーです。1978年創立以来、ブルネッロを世界に広めた功労者の一人です。また、ミラノ大学、ピサ大学とともにサンジョヴェーゼ種のクローン研究を行う他、樽材、醸造法の研究にも力を注ぎ、最高のブルネッロ造りを追求しています。ワインは透明感のあるエレガントな色で、甘やかな香りと滑らかなアタックがあり、しっかりとしたタンニンが長期熟成向きの印象を与えます。バンフィのブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、最低でも5年以上の熟成を経てリリースされ、その品質は世界的な権威者や評論家から高く評価されています。

6,900  円~

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アロマチャート

アロマの詳細

赤系果実

赤系果実

1 プラム
1 熟したチェリー
1 レッドチェリー
黒系果実

黒系果実

1 熟したブルーベリー
1 ボイセンベリー
加工・ドライフルーツ

加工・ドライフルーツ

1 ドライチェリー
1 イチジク
1 ラムレーズン
花

1 バラ
1 スミレ
フレッシュハーブ

フレッシュハーブ

1 ローズマリー
1 フレッシュハーブ
1 セージ
1 ディル
1 タイム
発酵・乳製品

発酵・乳製品

1 シフォンケーキ
1 ブラックフォレストケーキ
土・森の下草

土・森の下草

1
1 森の下草
1 乾いた土
動物系

動物系

1 生肉
1 レザー
1 なめし革
ナッツ

ナッツ

2 クルミ
焦げ臭

焦げ臭

1 カカオ
1 コーヒー
1 マロングラッセ
スパイス

スパイス

1 黒コショウ
1 スパイス
1 アニス
1 カルダモン
1 シナモン
1 サフラン

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 チョーク
1 ミネラル
1 イチジク
1 スミレ
1 ミルクコーヒー
1 石灰
1 シフォンケーキ
1 甘いタバコ
1 紅茶

ユーザーコメント

まだピークではないが、しっかりと熟成感が感じられる頃合い。果実味は枯れるどころか、旨味が乗って力強さと伸びが増しているようにさえ思え、一口で長い時間楽しめる。香りは、ラムレーズンなど、リキュール感が出てきたアロマが印象的で、マロングラッセやブラックフォレストケーキ、シフォンケーキなど、甘さ控えめな上品なスイーツ感が感じられる。口に含むと、アタックは熟した果実味が強く、一拍置いて果実味というより旨味へと変わっていく中で、しっかりとした酸味とほのかな甘味も感じられる。余韻にかけては、わずかにスモーキーさが出て、甘いタバコのニュアンスがありつつ、紅茶やシフォンケーキなど、優雅な風味が長く続く。タンニンは熟成具合にしては少し収斂感が残っているように感じられ、少し気にかかり、ピークを迎えても完全に溶け込んではいなさそうな雰囲気で、その点だけ唯一残念な点。それでもトータルで見れば気にならないレベルで、非常に魅力的なワイン。

¥.$.

ヴィンテージ:2013年
評価日:2025年03月24日

驚くほど滑らかで、まだタンニンは溶け込みきっておらず、存在感もありながら、余韻はまろやかでシルクのような口当たり。香りも複雑でどこをとってもクオリティが高い。香りは、ボイセンベリーやイチジクの重すぎず、されどしっかりとした果実香があり、コーヒー、スミレ、なめし革、カカオ、サフランなど、様々な要素がバランス良く感じられる。また、森の下草やセージ、ディルなど、湿り気のあるハーブ香も特徴的。口に含むと、イチジクのしっかりとした果実味と中庸な酸味に迎えられ、徐々に甘味も出てきて非常にバランスが良い。甘味は果実味由来、樽由来、熟成由来のものが均等にある。タンニンは滑らかだが骨格があり、少し存在感はあるが、余韻にかけてまろやかさが増していき、終盤のほうが存在感が気にならなくなる。余韻は、ミルクコーヒーのような恐ろしくまろやかで控えめなロースト感があり、アタックから続くイチジクの果実味やスミレの花のニュアンスとともに長めに続く。全体的にわすがに熟成感を伴っているが、フドウのポテンシャルも高く、タンニンもしっかりとしているので、まだまだ熟成の余地もある。

¥.$.

ヴィンテージ:2015年
評価日:2024年02月20日

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