エクセルサス
ExcelsuS
カステッロ・バンフィは、トスカーナ州モンタルチーノに約800ヘクタールもの広大な土地を所有する、イタリア屈指のワイナリーです。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの生産で世界的に知られていますが、国際品種にも力を注いでいます。創業以来、土壌分析やサンジョヴェーゼのクローン研究、醸造方法の探求など、たゆまぬ努力を続け、高品質なワイン造りを追求しています。特に、30年以上にわたるサンジョヴェーゼのクローン研究は、その土地に最適な3種のクローン選抜に成功し、フラッグシップワインである「ポッジョ・アッレ・ムーラ」にも活かされています。また、オーク材とステンレスを組み合わせた独自の発酵槽「ホライゾンシステム」を開発し、オークの風味を生かしつつ、温度管理やルモンタージュを容易にするなど、革新的な技術も導入しています。加えて、樽材の選定や乾燥にもこだわり、徹底した品質管理を行っています。カステッロ・バンフィのエクセルサスは、優良ヴィンテージの年にのみ生産される、カベルネ・ソーヴィニョンとメルロを主体としたスーパータスカンです。「エクセルサス」とは、ラテン語で「非凡な」という意味を持ち、その名の通り、ワイナリーを代表するトップキュヴェです。エクセルサスは、メルロとカベルネ・ソーヴィニョンを別々に醸造するという特徴的な手法を用いています。メルロは8日間、カベルネ・ソーヴィニョンは18日間、バンフィ独自の「ホライゾン発酵槽」でマセラシオンを行います。アルコール発酵後、小樽内でマロラクティック発酵と熟成を行い、その後初めてブレンドされます。ブレンド後もさらに熟成を続け、リリース前に瓶内熟成も行われます。こうして生まれるエクセルサスは、やや濃いガーネット色をしており、カベルネ・ソーヴィニョンとメルロの特徴が複雑に調和したアロマが特徴です。樽熟成由来のしっかりとした骨格を持ちながらも、まろやかな味わいを持ち合わせています。
8,150 円~
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