カステッロ・バンフィ コステ

コステ

Cost'è

カステッロ・バンフィは、トスカーナ州モンタルチーノに約850haもの広大な土地を所有する歴史ある名門ワイナリーです。1978年の設立以来、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの生産者として世界的な名声を築き、その普及に貢献してきました。所有するブドウ畑は約178haに及び、ブルネッロの認定畑の約1割を占めます。30種類にも及ぶ土壌タイプを活かし、それぞれの土地に適したブドウ品種を栽培しています。また、ミラノ大学やピサ大学と共同研究を行い、最適なサンジョヴェーゼのクローンを選定するなど、革新的な取り組みを続けています。醸造においても、独自の発酵タンクの開発や樽材の選定など、たゆまぬ努力により品質向上に努めています。コステは、そんなカステッロ・バンフィが手掛けるロゼワインです。“コステ”というワイン名は、トスカーナ方言で「この場所」を意味する“コスティ”と、イタリア語で海岸を意味する“コスタ”を組み合わせた造語です。その名の通り、モンタルチーノで栽培されたサンジョヴェーゼを主体に、トスカーナ沿岸地域で栽培されたヴェルメンティーノを少量ブレンドしています。サンジョヴェーゼとヴェルメンティーノは、それぞれ品種ごとにステンレスタンクで発酵されます。サンジョヴェーゼはスキンコンタクト後、16〜18度で、ヴェルメンティーノは13〜16度で発酵が行われます。フレッシュさを保つため、マロラクティック発酵は行いません。その後、二つのキュヴェをブレンドし、ステンレスタンクで約2ヶ月熟成させます。淡いピンクの色調で、サンジョヴェーゼ由来の赤い果実の香りと、ヴェルメンティーノの柑橘類やセージの香りが調和しています。サンジョヴェーゼの骨格としっかりとしたボディに、ヴェルメンティーノの溌剌さが加わり、フレッシュで持続性のある複雑な味わいを生み出しています。アペリティフとしてはもちろん、オードブルや軽めの肉料理、魚料理との相性も抜群です。

3,487  円~

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