フェヴレのドメーヌもののジュヴレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ。ジュヴレ・シャンベルタンはどちらかと言うと苦手なのだが、久しぶりのピノ、久しぶりジュヴレ・シャンベルタン、グレートヴィンテージの15年とあってか、とても良かった。ラズベリーやクランベリーの酸味の乗った赤系果実の香りに、バラ、ローズマリー、紅茶、オレンジピール、そして火打石のニュアンスと、複雑で華やかな香りがあり、やはり香りはピノだなと思わせてくれる。味わいも香りの印象どおり、やや酸味が強いが、果実味とのバランスは悪くなく、欠点らしい欠点も見当たらない。ブルピノにしては比較的しっかりとしたボディで飲みごたえもそこそこ。余韻にかけて石灰のようなミルキーなミネラルを感じ、最後に火打石のようなスモーキーなミネラルが感じられる。

ジュヴレ・シャンベルタン ヴィエイユ・ヴィーニュ
Gevrey-Chambertin Vieilles Vignes
フェヴレは、1825年創立のグラン・メゾンで、自社畑から生まれるワインが全体の8割を占め、ロバート・パーカー氏による5つ星認定を受けているブルゴーニュのトップスターといっても過言ではないワイナリーです。畑は広大で、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズやエシェゾーなどのグラン・クリュに10ha、プルミエ・クリュに25haの畑も所有しています。エルワン・フェヴレ氏の指導の下、フレッシュで飲み頃を迎えつつも長期熟成が可能なスタイルへの変革を遂げ、現在も進化を続けている。「ジュヴレ・シャンベルタン ヴィエイユ・ヴィーニュ」は、樹齢35年以上の古樹の区画のピノ・ノワールで造られるキュヴェで、とりわけ凝縮感のあるワインです。ワインは深いルビーカラーで、ラズベリー、カシス、ダークチェリーのアロマが複雑に広がり、ほのかなオークの香りが漂います。柔らかな果実味と小気味よいタンニンが特徴で、ブルゴーニュのテロワールを感じさせる一本。
7,678 円~
生産地
タイプ
品種
ピノ・ノワール:100%
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アロマチャート
アロマの詳細

柑橘系果実

赤系果実

黒系果実

花

フレッシュハーブ

ドライハーブ等

ナッツ

樹木

焦げ臭
味わい
ボディ
果実味
甘味
酸味
渋味
余韻の
長さ
余韻のテイスト
ユーザーコメント

¥.$.
ヴィンテージ:2015年
評価日:2021年07月11日