キュヴェ No.741 N.V.
Cuvée No.741 N.V.
ジャクソン・エ・フィスは、シャンパーニュ地方ディジーに拠点を置く、1798年創業の家族経営の老舗シャンパーニュメゾンです。ナポレオン1世が2度目の結婚式の際にこのメゾンのシャンパーニュを選んだことから、その紋章には鷹が用いられています。 20世紀後半には一時低迷したものの、1974年に同じディジー村のシケ家の所有となってからは見事な復活を遂げ、現在ではフランスの権威ある雑誌でボランジェ、クリュッグに次ぐ3位に評価されるほどになっています。「キュヴェ No.741」は、そんなジャクソン・エ・フィスを代表するノン・ヴィンテージシャンパーニュ「キュヴェ700シリーズ」の一つです。このシリーズは、収穫年の個性を最大限に表現するために、毎年セパージュやヴィンテージの比率が変更されることが特徴です。 「キュヴェ No.741」では、ヴァレ・ドゥ・ラ・マルヌとコート・デ・ブランの特級および1級のブドウのみを使用し、一部にはビオロジック栽培で育てられたブドウも使用されています。 ベースとなるヴィンテージは2013年で、ファーストプレスの果汁のみを使用し、さらに最初の50リットルは除外するというこだわりようです。オーク樽で発酵させた後、シュール・リーで10ヶ月間熟成。ノン・フィルター、ノン・ファイニングでボトリングされ、ドサージュは2.5g/lと非常に低く抑えられています。ノン・ヴィンテージでありながら4年という長期熟成を経てリリースされます。
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