エグリ・ウーリエ ブリュット グラン・クリュ N.V.

ブリュット グラン・クリュ N.V.

Brut Grand Cru N.V.

エグリ・ウーリエは、シャンパーニュ地方の中でも最高峰のピノ・ノワールを生み出すモンターニュ・ド・ランス地区のアンボネイ村に位置するRM(レコルタン・マニピュラン)です。1930年の創業以来、家族経営を貫き、現在は4代目当主フランシス・エグリ氏が指揮を執っています。特にピノ・ノワールから造られるシャンパーニュは傑出しており、“ピノ・ノワールの貴公子”と称されるほど。その品質の高さは、ロバート・パーカー氏をはじめとする世界的に著名なワイン評論家からも高く評価され、フランスで最も権威あるワイン評価本「レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス」では、RMとして初めて3つ星を獲得し、現在もその栄誉を維持し続けています。エグリ・ウーリエのワイン造りは、テロワールへの深い理解と妥協のない品質へのこだわりが特徴です。リュット・レゾネ(減農薬法)を採用し、平均樹齢50年のブドウから低収量で収穫。醸造においては、ブルゴーニュの偉大な白ワインと同様の製法を取り入れ、長期熟成によって複雑味と厚みのある味わいを生み出しています。「ブリュット グラン・クリュ」は、エグリ・ウーリエのスタンダードキュヴェ。スタンダードキュヴェであっても50%以上のリザーヴワインをブレンドし、54ヶ月もの瓶内熟成を経てリリースされるなど、そのこだわりは随所に現れています。エグリ・ウーリエのシャンパーニュは、力強く厚みのある酒質と美しい酸のバランスが秀逸で、長期熟成にも耐えうるポテンシャルを秘めています。

14,800  円~

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アロマチャート

アロマの詳細

寒冷地の果実

寒冷地の果実

1 熟した洋梨
温暖地の果実

温暖地の果実

1 アプリコット
花

1 スイカズラ
発酵・乳製品

発酵・乳製品

1 ブリオッシュ
蜜

1 蜂蜜
スパイス

スパイス

1 バニラ

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 バニラ
1 ブリオッシュ
1 石灰

ユーザーコメント

ピノ比率75%のスタンダード・キュヴェ。デゴルジュマンは2019年だが、香り、味わいにほのかな熟成感がある。外観も熟成感によるものか、ピノ率の高さによるものか、若干赤みのある色合い。香りは、嗅ぐと一瞬で虜にされるかのような芸術的なバランスの良さが素晴らしく、それぞれの要素が均質に並んでいて、「この香りが特徴的」というものではない。熟した洋梨やアプリコットなどの甘い果実、蜂蜜、ブリオッシュ、スイカズラ、バニラの香り。口に含むと、少しとろみを感じる粘性があり、厚みを感じさせる口当たり。香りのイメージどおりの味わいで、果実味も酸味もしっかりとあってバランス良く、ほのかに甘味もある。余韻も長く、バニラ、石灰、ブリオッシュなど、複雑味もあり、香り同様に余韻までもバランスが良い。終始レベルの高さが楽しめる最高クラスのシャンパーニュで、これでスタンダード・キュヴェなのも素晴らしいところ。

¥.$.

ヴィンテージ:N.V.
評価日:2021年08月08日

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