これまで飲んだウーリエはバランスの良さや上品さを感じたが、このキュヴェはかなり印象が違い、拙い言い方をすればエナジードリンク系のパワー型で、ガツンと旨味が来る。香りは、熟したレモンなどのシトラス系果実とリンゴの蜜、蜂蜜、ジンジャー、トースト、バニラなどでどれも力強い。時間が置いたからか冷やしたからか、後から白桃の香りも出てきてウーリエっぽい一面も垣間見えた。口に含むと、香りの印象どおり、酸味の効いた果実味が圧倒的で、甘味もあるのだろうが感じづらい。余韻にはトーストの風味が出るが比較的淡い印象だが、いずれにしても飲みごたえは十分にある。エグリ・ウーリエのエントリー・キュヴェと言われると少し違う気もするが、シャンパーニュとして楽しみには申し分ない。
レ・プレミス ブリュット N.V.
Les Prémices Brut N.V.
エグリ・ウーリエは、シャンパーニュ最高峰のピノ・ノワールを生む、アンボネイ村に拠点を置くレコルタン・マニピュランです。1930年創業以来、長い歴史を誇り、フランシス・エグリ氏の手により世界的な評価を受けています。特に、フランスで最も権威ある評価誌「レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス」では、レコルタン・マニピュランとしては初めての三ツ星評価を獲得。ロバート・パーカー氏も「プライベート飲むシャンパーニュはエグリ・ウーリエだけ」と称賛しています。「レ・プレミス」は、ランス東側のトリニー村の畑から収穫された40年樹齢のピノ・ノワール、シャルドネ、ムニエを1/3ずつ使用し、ステンレスタンクで発酵、瓶内熟成は41カ月間。「Les Prémices」は「始まり」を意味し、2016年からリリースされたこのキュヴェは、ステンレスタンク発酵による美しくピュアな果実感は演出し、エグリ・ウーリエの新たな扉を開けるエントリー・キュヴェです。
9,480 円~
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弱い
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ヴィンテージ：N.V.
評価日：2022年08月20日
