ピノ・ブーロ100%で造られるブルゴーニュ・ブラン。わずかにタンニン由来の渋味が感じられ、良いアクセントになっている。熟成感はしっかりと出てきており、ほぼほぼピークといっていい頃合い。香りは、トップノートに蜜蝋の落ち着きのある甘い香りがはっきりと感じられ、その後パイナップルやマルメロの果実香も充実し、ラストノートにはカモミールの紅茶葉のような少し重めのハーブ香も感じられる。口に含むと、アタックから蜂蜜のような熟成感ある甘味の印象がしっかりと出ていて、果実味や酸味よりも先に飛び込んでくる。果実味や酸味もしっかりとあって決して甘すぎるとは感じない。終盤から余韻にかけてはやはりカモミールのわずかな渋味が感じられ、終始個性がしっかりと出ているワイン。また、粘性はそこまで感じないが、甘味に負けず劣らず、果実味の伸びも良く、余韻までマルメロの風味が感じられ、17年ヴィンテージらしいブドウ自体のポテンシャルも感じられる。

ブルゴーニュ・ブラン レ・シャンプラン ピノ・ブーロ
Bourgogne Blanc Les Champlains Pinot Beurot
ドメーヌ・シモン・ビーズは、1880年に創業し、サヴィニー・レ・ボーヌを本拠地とする歴史あるワイナリーです。3代目当主シモン氏の息子パトリック氏は、ドメーヌの評価を高め、畑を拡張し、グラン・クリュであるラトリシエール・シャンベルタンとコルトン・シャルルマーニュを取得しました。2013年にパトリック氏が逝去後、現在は妻の千砂さんと妹のマリエルさんが運営を引き継いでいます。ドメーヌ・シモン・ビーズの「ブルゴーニュ・ブラン レ・シャンプラン ピノ・ブーロ」は、ACブルゴーニュに格付けされるワインです。レ・シャンプランは、「満ちた畑」を意味し、その名の通り表土が厚い区画です。通常はシャルドネとピノ・グリが混植されていますが、このワインはピノ・ブーロ(ピノ・グリの別名)のみを用いて造られます。そのため、一般的なブルゴーニュ・ブランよりも豊満なスタイルに仕上がっています。柔らかな果実味が心地よく、コストパフォーマンスにも優れたワインです。
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ピノ・グリ:100%
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ヴィンテージ:2017年
評価日:2024年11月05日
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