エルヴィオ・コーニョ バローロ ラヴェーラ ヴィーニャ・エレナ リゼルヴァ

バローロ ラヴェーラ ヴィーニャ・エレナ リゼルヴァ

Barolo Ravera Vigna Elena Riserva

「バローロ ラヴェーラ ヴィーニャ・エレナ リゼルヴァ」は、イタリア・ピエモンテの家族経営のワイナリー、エルヴィオ・コーニョで造られる希少なキュヴェで、バローロのラインナップの中で最上級キュヴェです。このワインは、一家が娘の名前を付けるほど大切に守り続けている特別な区画「ヴィーニャ・エレナ」で良年にのみ造られ、年間生産量はわずか5,000本に限られます。このワインには「ロゼ」という珍しいネッビオーロのクローン品種が使用されており、品種の樹齢や土壌、栽培方法にも注意が払われています。収量は制限され、熟成には最大50hL入りのスラヴォニアンオークの大樽が使用され、36ヵ月間の熟成後に1~2年の瓶内熟成を経てリリースされます。タンニンが柔らかく、上品な果実味が持続する贅沢で優雅なスタイルを特徴としており、香り高く繊細で美しい味わいがあります。

20,746  円~

タイプ

品種

ロゼ:100%

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テイスティングノート

2件の評価を集計

アロマチャート

アロマの詳細

柑橘系果実

柑橘系果実

1 グレープフルーツの皮
温暖地の果実

温暖地の果実

1 黒ブドウの皮
赤系果実

赤系果実

1 熟したストロベリー
1 ラズベリー
1 木苺
加工・ドライフルーツ

加工・ドライフルーツ

1 イチジク
花

1 バラ
焦げ臭

焦げ臭

1 チョコレート
1 マジパン
スパイス

スパイス

1 ナツメグ
薬品・化学物質

薬品・化学物質

1 接着剤

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

2 紅茶
1 イチジク
1 小豆
1 木苺

ユーザーコメント

良年らしいブドウのポテンシャルが感じられるトップキュヴェ。タンニンは非常に滑らかで、すでにほとんど溶け込んでいるが、熟成感は無く、飲み頃はまだまだ先。香りはまだ複雑味は弱く、ラズベリーや木苺などの野性味のあるベリー香を主体に、接着剤やグレープフルーツピールなど、個性的な顔ものぞかせる。口に含むと、アタックから強い酸味と充実した果実味が溢れ、ポテンシャルの高さを犇々と感じさせてくれる。タンニンは意識をしなければ存在感がほとんど無く、余韻にかけてもネッビオーロらしい収斂感も感じず、非常にスムーズな口当たり。果実味は伸びも良く、余韻までワイルドベリーの風味が残り続ける。加えて、紅茶や小豆のような和を思わせる控えめな甘い風味もあり、個性的な余韻が楽しめる。すでに個性的な側面は見せてくれているが、真価の半分も発揮していないような頃合いで、少なくとももう5年は寝かせたい。

¥.$.

ヴィンテージ:2013年
評価日:2025年03月11日

平凡なヴィンテージだからこそすでに飲み頃を迎えているバローロ。「完全に」というと過言かもしれないが、タンニンはほとんど気にならない程度に溶け込んでいて、熟した果実の甘味が感じられる。香りは豊かで程々に複雑味があり、熟したストロベリーやイチジクの甘いニュアンスが強めの果実、茎のニュアンスも伴うバラの花、マジパンのようなアーモンド菓子、わずかにチョコレートのニュアンスなど。味わいもイチジクのような濃い果実味と甘味が特徴的で、酸味も強めでキレがあってバランス良く、タンニンはほとんど存在感はなく収斂感もない。ミディアムボディでスルスル飲めてしまう。余韻も長く、余韻までイチジクの果実味が残り、紅茶のニュアンスも感じられる。

¥.$.

ヴィンテージ:2012年
評価日:2021年09月23日

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